ようこそ、お入りを・・・。

2020/12/30

書棚の整理  座右の書

昔からお茶の世界には
禅の世界と同じく

『不立文字 教外別伝』
という考え方があります


真理は言葉や文字で教えるものではなく
心から心へと伝えるものであるということです


ですから
お点前は本を読んで覚えるものではなく
何度も稽古を繰り返していく間に
じんわりと身体にしみこんでいくものであって
本で勉強するのは”邪道”であると
私もどこかで感じていました


しかし
お弟子さんを教えるようになって
「間違ったことを教えてはいけない」という
焦りににた気持ちから
本を読んで学ぶようになりました


一方茶道界もまた
世の中の流れに乗って
次々に茶道関係の書物が出版されるようになりました


もちろん
本だけで全てを学ぶことはできませんし
日々の稽古が一番大切であることは
いうまでもありません

しかしたくさんの書物のお陰で
ただ先生について教えてもらうのを待っているだけでは
膨大な時間がかかったかもしれない内容を

読むことにより広く深く学ばせていただける
そのような時代に生きていることを
本当に幸せに思います


気がつけば
書棚にはお茶に関する本がぎっしり・・・


本日は
書棚の中でかなりの場所を占めていた
数年分の茶道雑誌を段ボール箱に入れて
2階に片つけることにしました


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少しすっきりしましたよ(*^_^*)

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16

2020/12/23

12月稽古場 7  稽古【洗心会】

本日は
今年最後の研究会をいたしました

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「萬歳萬歳萬々歳」

今年は
2月に舅がそして11月に父が他界しました


あらためて考えれば
二人とも90年という天寿を全うし
穏やかに旅立ったわけですから

いずれも「萬歳!」と
言ってもいいような気がします

また
2020年は
昨年の暮れには誰にも思いもよらなかった
人類史上極めて希な一年でした

ということは・・・

来たる2021年が
”思いもよらない”
素晴らしい一年になることだって
あるはず


そんなことを思いながら
今日はこの掛物を掛けました


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七事式が制定された時
如心斎の門人であった大徳寺の大龍和尚の法嗣
無学和尚が
七事式の各項目に添えた偈頌(げじゅ)があります


少し難しいけれど
七事式を修練するときの
根本がここにあるはずですから
これから七事式をする時に
毎回社中の皆さんとこの偈頌を確認していこうと思い

河原書店から昨年出版された「七事式」の教本などを参考に
まとめてみました


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今日は
廻り炭と・・・

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一二三をしました


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主菓子  藪柑子  鼓月製



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干菓子  和三ふやき 福  
広島のお土産でいただきました

時節柄
袋の口を切って袋に入れたまま
お出ししました



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今日の一二三は
薄茶点前で行いました

替茶碗のお点前にして
三客以降は
水屋でお茶碗を温め
点前座で点てていただきました


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今年も
ブログ「一期一会」を
たくさんの方々にご覧いただきまして
ありがとうございました


来年は1月8日の初稽古から
スタートする予定です


どうぞ
良いお年をお迎え下さいませ


2021年が
皆様お一人お一人にとって
素晴らしい一年になりますように
お祈りしております




26

2020/12/17

12月稽古場 6  稽古【洗心会】

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「看々臘月盡」
前大徳紹尚師


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高麗卓

一昨日あたりから
とても冷え込んできました

アルミサッシは開けていますが
隙間風が身体に冷たいので
稽古中は障子を閉めました


ただ
稽古と稽古の間には
障子戸を開けて換気しました



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主菓子 冬の朝 鼓月製


今朝は
雪もちらほらしていたようです


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今月は
宗旦作写しの茶杓を使って
お稽古をしてきました


濃茶点前の時には
各自で自由に銘を考えていただきます


皆さんそれぞれ
季節に因んだ良い銘をつけて
楽しませて下さいました


そして今日は
「埋み火」という銘をつけられた方がいましたので
「十二月によく使われる銘で良いですね」
と申し上げましたら

彼女は
「実は宗旦に因んでこの銘をつけました」

と仰います

「それはどういう意味で?」と
おたずねしましたら

「宗旦の生き様が埋み火のようだと思ったからです」と



つまり
自身は表舞台から身をひそめつつ
息子達をしっかりと仕官させ
茶家としての火を絶やさず
後の世に千家の茶を伝え開花させた生き様を
彼女は「埋み火」のようだと感じたのだそうです


素晴らしいなあ!

と私は感動してしまいました



16

2020/12/16

12月稽古場 5  稽古【洗心会】

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「看々臘月盡」
前大徳紹尚師

今年は
これまでに無いほど
正にみるみるうちに
駆け足で過ぎていった激動の一年でした


しかも
師走のここへ来て
その動きに拍車がかかっているように
感ずるのは私だけでしょうか



少なくとも私は個人的に
生まれてから60余年
後生大事に抱えてきた
いくつかのトラウマから
爆発的な勢いで解放されつつある
今の自分の変化に
驚いています



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稽古の始まる前
水屋の準備をしながら
先輩から後輩へと水屋仕事が
受け継がれてゆきます



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高麗卓 組合点





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2020/12/14

やっとのことで。。。夕去りの茶C  他会記

席入り後は
一瞬一瞬が宝物のような
素晴らしい時間でした


使われたお道具のことは
ここで述べるわけには参りませんことを
何卒お許しください

ただ一言
お伝えできるとしたら

濃茶を練って下さった黒樂を
茶筅とおしの前に小すすぎされ
使うことを辞退させていただこうとした
出服紗を
「意味があるからお使い下さい」
と強く仰ったことには
ちゃんとした理由があってのことと
腑に落ちたということ



そして
古くは利休様が彼の上様をもてなしたと
伝わるそのやり方を
師匠が再現してくださったことに
言葉にできないほどの感銘を受けましたこと



燈芯と和蝋燭の揺らめく幽玄な世界で
ひたすら濃茶を練ってくださる師匠の姿が
まるで夢を見させていただいているかのように
幻想的だったこと


以上のことだけを
ここにお伝えさせていただきます



また
「掛物ほど第一の道具は無し」という
あの利休の言葉が
これまでに無いほど
真に迫って感じられたことは
私のこれからの茶道人生にとって
何物にも代えがたい大きな学びでありました





灯芯の光ゆらめく吉備の里

五臓にしみる

我が師の恩





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