ようこそ、お入りを・・・。

2021/7/6

雲龍風炉  つれづれ


「雲龍風炉」という風炉があります

この風炉は土風炉の一つで
雲龍釜をのせるために作られたと聞いています

私が初めて雲龍風炉を見たのは
今からちょうど17年前の夏でした

それは
小間で催された朝茶の席でした


すっきりとした雲龍風炉の上で
静かに鳴っている端正な雲龍釜の姿は
思わず息をのむほど美しく感じられました


そこで初めて拝見した
風炉の鱗灰


当時の私にとって
それは全く未知の世界でした

クリックすると元のサイズで表示します


その後
雲龍窯のことは
時々脳裏をかすめてはいたものの
自分にとっては
遠い憧れのようなものでありました


ところが三ヶ月前
社中の方から掻立鐶の扱いについて
お尋ねがあったことから

全く思いもよらない展開で
素晴らしい雲龍風炉に出会うことになりました

そして本日
道具屋さんが
自宅まで運んできて下さいました

クリックすると元のサイズで表示します


雲龍風炉は
唐銅のものもありますが
土風炉の雲龍風炉は
制作する人が少なく

また古い物は割れてしまって
あまり残されていないと
これまで色々な方から聞いていました

ところが
そんな「ほとんど出ない」雲龍風炉が
タイミング良く「出た」ということで
道具屋さん自身もびっくりされたのだそうです


「こういうのを”道具を呼ぶ”って言うんですね!」


と仰っていただいて
ホントかな・・?と思いつつも
何だか嬉しい気持ちになりました



17年前の”憧れ”が
ついに目の前の現実となりました


でもまだこの風炉を使うまでには
勉強しなければいけないことが
色々あります


風炉の蒔灰の作り方
土風炉の拭き方
そして
鱗灰の蒔き方


まだまだ道のりは遠いです。。。




15


AutoPage最新お知らせ