ようこそ、お入りを・・・。

2021/9/28

露地の苔  裏仕事

今年の夏は
例年に比べて雨が多く
ひどい時には
玄庵の露地が池のように水浸しになっていました


そのお陰で
スギゴケがずいぶんダメージを受けてしまいました


クリックすると元のサイズで表示します

今日は
新しい苔を足してみようかと思い
近所の園芸店に行ってみたのですが
時期が悪いのか
店頭に苔が置かれておらず

他のお店にも足を運んで
ようやく三軒目で見つけたのがこれ↓

クリックすると元のサイズで表示します

本当は
もう少し大きなトレーに入った苔マットを
探していたのですが

まあこれでもいいかなと思って
とりあえず
店頭にあった10パックを買ってきました


スギゴケではなくて

ハイゴケとカモジゴケです

クリックすると元のサイズで表示します


躙り口周辺に貼ってみました


苔は環境が合えば
うまく育つそうですが
玄庵の露地にはどんな苔が合うのか

これからまだしばらく
試行錯誤が続きそうです


9

2021/9/25

みのり  つれづれ

クリックすると元のサイズで表示します
5月末に
田植えの光景を目にした
この場所を今日通りましたら・・・



クリックすると元のサイズで表示します

すっかり稲が大きく育っておりました!


いよいよ”みのり”の季節到来ですね☆


クリックすると元のサイズで表示します

13

2021/9/24

9月稽古場 7  稽古【洗心会】

本日は
研究会にて
且座の稽古をしました


クリックすると元のサイズで表示します
「円相 天然」
前大徳朴堂師

洗心亭では
お床が正客の後ろになってしまうので
便宜的に
長板を敷いてその上に花入を置きました


クリックすると元のサイズで表示します

本日は
世情を鑑みて
参加は五名に限らせていただきました


また
濃茶は正客と半東だけに飲んでいただき
薄茶は一人ずつ茶碗を替えて
次客・三客・東に飲んでいただくという
変則的な形で行いました



いつまで
こんなことをするのかなあ・・・と思いつつも

こうやって五名揃って
且座のお稽古ができるだけでも
ありがたいことかもしれません


本当に皆さん熱心で
一人一人淡々とお稽古され
その静かな気迫に
こちらが圧倒されます


今日は
中興名物 瀬戸金華山 広澤肩衝茶入の写しを
使ってお点前していただきました

この茶入の本歌は

「広沢の池の面に身をなして見る人もなき秋の夜の月」
の古歌を引いて
小堀遠州が命銘したものと言われています


クリックすると元のサイズで表示します

この歌の
”池の面(おもて)に身をなして”

というところが
何を表わしているのか
これまでずっとよく分からなかったのですが

つい最近
やっとその意味が何となくわかりました


かつて平安時代に
貴族達はお月見をする時
現代の私達がするように
空を見上げて直接月を見るのではなく
池や川などの水面に映った月を見て
楽しんでいたのだそうです

ですからこの歌は

広澤の池の水面に映る月を
夢中になって眺める人もいない
ひっそりと誰にも見られず池に浮かぶ
秋の夜の月

というような意味でしょうか


今年の中秋の名月は
枚方では残念ながら曇っていて
見ることができませんでしたが


昨日の夜
稽古場の支度を整えて帰ってくる時
ふと見上げると
東の空に立待月が白く光っておりました


13

2021/9/22

9月稽古場 6  稽古【洗心会】

クリックすると元のサイズで表示します
「秋澄萬景清」
堀内宗心筆

花入 宗全籠

花  白木槿 矢筈芒 水引草 藤袴 秋明菊 杜鵑


クリックすると元のサイズで表示します

明日は秋分の日

お彼岸の中日ですね


クリックすると元のサイズで表示します
おはぎ  鼓月製



先週の水曜日には
岡山まで出かけて
師匠にお稽古をつけていただきました


稽古をしている時
集中すればするほど
「私」という意識がシャットダウンして
「無」の状態へと近づく
内側へ向かうエネルギーを感じます


一方
お弟子さんのご指導や茶事を催している時など
相手に対して
何か積極的に行動を起こしている場合には
外側へ向かうエネルギーが自分を支えます


そして
音楽を演奏している時・・・

私はこの二つのエネルギーのせめぎ合いを
いつも感じます


内向きのエネルギーと外向きのエネルギーが
均衡を保ち調和している時こそ
理想的な演奏ができるような気がしています



今週の日曜日に行った
クレモナ・コンサートのダイジェストです↓

よろしければご視聴くださいませ





12

2021/9/20

愛しきもの  つれづれ

クリックすると元のサイズで表示します

行きつけの美容院に
さりげなく飾られていたお花


見たことがなかったので
名前をお尋ねしたら

月桃(げっとう)という
沖縄の植物の実なのだそうです


そしてまた
花入れが面白いですね・・・と


お聞きしたら


何とこれは
彼女の義理のお父様が
遺された酒器なのだそうです


彼女は
茶道の嗜みは全く無いのですが
普段からとても細やかな
心遣いをしてくださる方です


お茶をしていなくても
ある意味
「お茶のある人」だなあと
常々感じていましたので

この酒器を花入れとして使う心に
あらためて感服いたしました


そして
彼女がこの花入れを手に取り
お酒を注ぐように傾けますと。。。

クリックすると元のサイズで表示します

なんとまあ!

チリン…という微かな音と共に
笹の葉の下から愛らしい小鳥が
ひょっこりと顔をだしました

この器を作られた作家さんの
遊び心

そしてこの酒器を愛でて楽しまれた
彼女の亡きお義父様の優しさに


何だか心が温かくなりました


11


AutoPage最新お知らせ