ようこそ、お入りを・・・。

2021/12/22

ひとり御献茶 6  つれづれ

「宇治橋の正面は人が多いけど
すぐ裏の神社から日の出を見たら
誰もいなくていいですよ」


ついさっき
偶然出会ったI氏の言葉を思い出し

私は道具の入った袋を抱えて
とりあえず
後ろの方へ向かいました


宇治橋のずっと手前
駐車場の後ろにも
十名ほどの人がいましたが

そのすぐ横に小さな石の階段があり
上っていくと
そこには小さな神社があって
鳥居の前に木立で囲まれた
三畳ほどの広さの平らな場所がありました


木々の枝の隙間からは
前方に伊勢神宮の鳥居と山の端を
望むことができました


そして
そこには誰もいませんでした



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夫が
「ここならいいんじゃない?」と言うので
私は早速準備を始めました



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今日は少し空は曇っていましたが
昨日山縁から太陽が昇ってきた
7時45分頃を待ち

私は心を鎮めてお茶を点て始めました




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新しい地球の時代の始まりを御祝いし
天照大御神様に御茶を献じます

今日より
世界が愛と光で満たされてゆきますように

ありがとうございます

2021年12月22日冬至




ひとり御献茶を終えて
15

2021/12/22

ひとり御献茶 5  つれづれ

2日目(冬至前夜)

宿の部屋で
道具を出してリハーサル


ここまで来たら
やるしか無い。。。

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3日目(12月22日 冬至)

5時に起床し
着物に着替え
まずは内宮に向かい
早朝のお詣りをしました

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宇治橋へ戻る途中の参道で
薄暗がりの中突然

「あっ・・原田さん!」

という声に

夫と私が驚いて振り向くと

そこに若い男性が一人立っていました


「僕・・Iです」


つい先日
暮れのご挨拶に自宅に来て下さったけれど
私は出かけていてお会いできなかった
I氏でした

I氏は洗心亭の工事の時にお世話になった
工務店の方です


こんなところでお目にかかるとは・・・と

お互いに驚きました

二言三言お話しして
お別れしましたが
その時I氏が

「宇治橋の正面は人が多いけど
すぐ裏の神社から日の出を見たら
誰もいなくていいですよ」と

仰ったことが
今から思うとなんだか不思議です


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駐車場まで戻ると
宇治橋の前には
すでに長い列ができていました


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私は
集まった人達の邪魔にならないよう
松の木の横の隅っこに
ビニールシートを敷き
そろそろ献茶の準備をしかかったその時です・・


腕章を付けた男性がこちらへ歩いてこられ
「伊勢神宮の者ですが
ここで何かされるんですか?」

夫が間髪を入れず
「御献茶です」

と答えましたが

その方が困ったような顔をされたので
私は

「皆さんが冬至の日にお詣りするのと
同じ気持ちで
ここでお茶を点てるだけなんですけど・・・」

と言いました


すると
「ちょっと聞いてきます」と
警備員室の方へ小走りに駆けていき
すぐに戻って来られますと


「お気持ちはわかりますが
ここは他の方が通られますし
伊勢神宮の催しと思われても困るので・・・」

と仰います


「そうですか・・・わかりました
ではどこかできる場所はありますか?」

「無いです」


とにべもなく。。。


その時です

ふと
先ほどのI氏の言葉を思い出しました

私は気持ちを切り替えて
腕章の彼に一礼した後

すぐに荷物をまとめると
夫と共に
再び駐車場の方に向かいました


ひとり御献茶 6
5

2021/12/22

ひとり御献茶 4  つれづれ

1日目(12月20日)

自宅から車で3時間
お昼頃伊勢に着きました

まずは倣い通りに
外宮から参拝した後
内宮にてお祓いと御祈祷を
していただきました


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五十鈴川



2日目(12月21日)

早朝6時15分頃

既に宇治橋の前には
数名の方が集まっていました

私もさっそく並ばせていただき
日の出を待ちました

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日の出時刻は
6時58分頃だったようですが
山の上に太陽が昇るまでには
それから40分以上の時間がかかりました


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7時45分頃

空は晴れ渡り
幸い前列から2番目の場所にいたので
素晴らしい日の出を見ることができました


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皆鳥居の真ん中から昇る朝日を見たいので
鳥居の正面に列ができています


明日の献茶は
松の木の横あたりなら
人の邪魔にならないかな・・・

しかし
明日の冬至には
もっと大勢の人達が来るのかな・・・


色々と不安もありましたが
とりあえず
下見も兼ねて
前日にしっかり日の出を拝むことができて
よかったです




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伊勢神宮から
車で15分ほどのところにある
天の岩戸(絵利原の水穴)に行き
翌朝献茶で使うために
名水といわれるお水を汲んできました



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宿に戻ると
空にまるで鳥が翼を広げているような
美しい雲が広がっていました

ひとり御献茶 5
8

2021/12/22

ひとり御献茶 3  つれづれ

新しい茶箱を求め
周りの方に
ひとり御献茶のことを公言してしまい
いよいよ具体的なことを
一つずつ詰めていかなければ・・・と
思っていました

伊勢のお宿は
天候のリスクも考えて
二泊三日で予約を取りました


こういう時には
やはり「引き寄せの法則」というものが
働くのでしょうか

次々に必要なものが
引き寄せられてきました

まずは
茶箱に入る小ぶりの建水を
たまさか出かけた京都国立博物館の
ミュージアムショップで見つけました

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それから
お茶を点てる時
戸外にシートを敷いて
その上に
お茶を点てる台のようなものが
あると良いなと思っていたところ

腕時計のベルト調整のために
たまさか入った店の真向かいに
アウトドア用品のお店があって
そこで丁度良い高さの台を見つけました


そして極めつけは
茶箱に入る小ぶりの天目茶碗!

お茶をやめて断捨離決行中の妹が
つい先日
「自分は使うことがないから」と
譲ってくれたのです


自分の師匠から御譲りいただいたものだそうです


御献茶は
このお茶碗でさせていただくことに決めました

なんだか
目に見えない力が
この御献茶を応援してくれているような
気がしてきました

ひとり御献茶 4

9

2021/12/22

ひとり御献茶 2  つれづれ

2021年12月22日
冬至の日

伊勢神宮内宮の宇治橋の前で
天照大御神様に
ひとりで御献茶をして
この地球が
愛と光に包まれた素晴らしい世界へと
大変化を遂げるように祈りたい



始めは
ふと浮かんだ単なる思いだったものが
だんだん形となってきたのは

お稽古場の師匠が
8月に茶箱の稽古をすると仰った時でした


御献茶をするといっても
お家元がなさるような正式な献茶が
できるわけもなく
ただ普通にお茶を点てるだけ・・・


とは言え
戸外でどうやってすればいいのか考えた時
そうだ茶箱で点てたらいい!
と思ったのです


ところが
感染拡大の影響で
8月の稽古は中止となってしまいました

そして9月には土風炉の稽古となり
それはそれで嬉しかったのですが
茶箱の稽古はお預け・・・

ところが
10月には予定通り茶箱のお稽古を
していただくことができました


おまけにその日は
稽古場に茶道具屋さんが
いくつかの茶箱を展示していました


私は稽古用の茶箱は持っていましたが
神様に献茶するには
ちょっと気がひけるようで
どうしようか・・・と
思っていたところだったので
渡りに船とばかりに
新しい茶箱を買い求めました


その時に
師匠とお道具屋さんに
御献茶のことを
話してしまいました


「やったらいいよ」
「面白いですね!」

と応援して下さったことはいいが
これでもう
後へはひけなくなったような気がしてきました

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ひとり御献茶 3
7


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