ようこそ、お入りを・・・。

2021/4/15

4月稽古場 3  稽古
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「百花為誰開」
前大徳積應師

自らの本然の性のままに開いて
自らも満足し他をも喜ばせ
しかもいささかもその功に誇ることのない
花の在り方

ただそうせずにおれなくて
自利・他利円満の遊戯三昧を行じ
誰彼の別なく万人に
「無縁の慈悲」を知らぬ間に施し
しかもその功に誇ることのない
観音菩薩や布袋和尚のような在り方

(「新版一行物〜禅語の茶掛」より)


夕べからずっと考えていたことの答えが
はからずも先週より玄関に掛けていた
この禅語の中にありました


私はその百花の中の一つの花として
在ることができたら
どんなに素晴らしいことかと思います



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「柳緑花紅」
前大徳柳生紹尚師

姫空木と椿

もうすっかり咲き終わっていたと思っていた
椿の木をよく見たら
枝の奥低いところに小さな花が一輪咲いていました

切るのを一瞬ためらいましたが
移ろいゆく春の気分をこの花と共に味わいたく
手元に取って花入れに入れました


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抱清棚  総飾り


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主菓子 野の春   鼓月製

  

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干菓子  白川路  田丸弥製



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2021/4/8

4月稽古場 2  稽古
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「拈華微笑」
東大寺長老寛秀師

牡丹の花を
今日は算木花入に入れました

滅多に使うことの無い
矢筈板を敷きました


今日は四月八日

お釈迦様のお生まれになった日

花祭りです



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抱清棚には
竹釘があって
そこに柄杓や仕服をかけます

先日お茶事をいたしました
玄庵にも
点前座の壁に竹釘が打ってあります


抱清棚では
水指を運び出しますし
点前にどことなく
小間の風情が感じられます



茶事を行った後は
普段の稽古が
いかに茶事の割稽古であるかを
あらためて実感させられます







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2021/4/7

4月稽古場 1  稽古

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『拈華微笑』
東大寺長老寛秀師



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抱清棚  薄茶点前

今日お稽古に来られたMさんが
「先生に教えていただこうと思って・・・」
と仰って
釜の蓋をお持ちになりました


それは雲龍釜の蓋で
”掻立鐶”のつまみがついていました


その扱いを知りたいということでした


実は
私は掻立鐶のついた釜を所有していません

それどころか
残念ながらこれまでの稽古で
掻立鐶の扱いを習ったことがありません


ただ
いつかどこかのお茶会かお茶事で
見た記憶はあります

蓋を取る時には
帛紗を使って掻立鐶を前後に持って
蓋置に置いて
茶巾を置くとき向こう側に倒す

といった程度のことを
目で見て何となく記憶してはいたものの
実際に自分が扱ったことが無いので
教えることができません


しかし
彼女は今月その釜を使って
お家でお稽古をしたいとのこと


そこで
スマホを持ち出してきて
「表千家 掻立鐶 扱い」
という検索ワードで調べてみました


すると
掻立鐶の扱いについて
丁寧に書かれた記事がいくつか出てきました


それらの記事を参考に
彼女と一緒に
掻立鐶の扱いにトライしてみました


自信をもってお教えできなかったことは
申し訳ありませんでしたが
今はこのようなツールを利用して
ある程度のことは学ぶことができ
本当にありがたいことです

でも
今度師匠にきちんとおたずねしてきますね
m(_ _)m


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主菓子  春霞  鼓月製


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干菓子  千本桜   鶴聲庵製

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2021/3/26

3月稽古場 6  稽古

本日は研究会を行いました

参加者10名にて

・お茶とう
・唐物 行
・花月


以上の稽古をしました


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お供えの菜の花は
先日一休寺まで歩いた道中
畑作業をしていた方におたずねして
いただいたものです

「さぼっててな
チンゲンサイの収穫が遅れたんや・・・」と
おっしゃって
「好きなだけもっていって」と
挟みを貸してくださいました


そんな出会いを利休様にお伝えしたく
今日はいっぱいの花をお供えさせていただきました


お茶とうの後
一旦四方棚を片付けて
唐物 行のお稽古をしました


お点前は
昨年唐物の相伝を受けられた
Mさんにしていただきました


お客様には三人入っていただきました


今は通常の稽古では
濃茶は客一人で行っています

今日は
事前にご要望を確認の上
久しぶりに三名で飲み回しをしていただきました


但し
茶碗に口をつけるところを
少しずつずらす形で飲んでいただきました


こういったことには
賛否両論あることと思います


色々考える機会を与えられたととらえ
他の人のことはさておき
各自それぞれの立場で
答えを臨機応変に見つけていくしか
ないのでしょう


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花月は
一服ずつお茶碗を取り替えて行いました

今年は
花月を社中と共に制覇したいと
思っていますが。。。

今日は見学者の方々も
一緒になって頭をひねりつつ

「そこは”慈悲の心”で・・」やら
「それは”空き巣ねらい”や」等々

外から声がかかり
本来は厳格なはずの花月ですが
なかなか賑やかな稽古となりました

ブログをご覧の諸兄諸姉の皆様には
「何のことやら?」と
思われるかもしれませんが
花月をよりわかりやすくする
師匠伝授の方便なのです・・・
(^^)

まだまだ社中も私も
”おぼろ月”の輪郭が見えたり隠れたりです

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主菓子 菜の花  鼓月製 


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干菓子  御池煎餅  亀屋良永
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2021/3/18

3月稽古場 5  稽古

今日の稽古は午後からでしたので
午前中は庭の草を引いたりして
稽古場の周りの外掃除をしました

春の陽射しが心地よく
夢中になっているうちに
あっという間に時間が過ぎました

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稽古場の利休梅が
次々に白い花を咲かせ始めました

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「白珪尚可磨」
黄梅院太玄和尚筆

白珪は瑕(きず)がついても磨けばよいが
言葉は言い損なうと取り返しがきかない
という意味

転じて
完全無欠の清らかな玉も
さらに磨くべきであるという意味

禅の道にも茶の湯の道にも完成はない

(「茶席の禅語大辞典」より)



私達人間は
どんなに立派な人でも
人間である以上完全無欠になることは
恐らく永久に不可能なのではないでしょうか

瑕は大小多々ありながらも
少しでも美しく輝くことを願い
毎日ひたすら少しずつ
磨き続けていく存在でありたいと
私は思います

そして
そのような光輝く人達と交わり
励まし励まされながら
お互いの光に照らされて
歩んでいきたいと思います


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主菓子 都の春  鼓月製


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干菓子 長生殿 森八製


今日は社中の方がお帰りになった後
まだ釜が煮えていたので
一人で盆点の点前を稽古しました

実は昨日でかけたお稽古で
思いがけず
盆点のお点前をさせていただいたので
細かい点を復習してみたかったのです

今のお稽古場には
12年ほど通っていて
盆点の稽古は年に1〜2度はあるのですが
お点前をさせていただく機会は滅多に無くて
今回で2度目でした


今年は社中に盆点相伝をいたしますので
さらに理解を深めることができて
ありがたいことでした

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