ようこそ、お入りを・・・。

2020/1/10

初釜  茶事

今日は
稽古場の初釜をいたしました

お弟子さん十名にご参加いただき

その内お一人には
半東をお願いしました


初釜は
年頭に師匠と弟子が集ってお茶をいただく
年中行事ですが
その年の稽古始めという意味もありますし
親睦会としての意味もあるように思います


最も式正なのは
正午の茶事の形でする初釜なのでしょうけれど

どこに焦点をおくか
それぞれの先生の考え方によって
さまざまな形があるようです

お料理を外から取り寄せて宴席としたり
御料理屋さんへでかけたりと
比較的自由に楽しんだらよいのでしょう


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私の場合は
まずは年の初めのあらたまった心持ちで
常の茶事の時と同じく
式正の形で席入りをしていただきます


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席中では
お一人ずつ丁寧に
年頭の挨拶を交わします

個人的には
私はこの挨拶を交わすことが
初釜の眼目だと思っています


そして
初炭点前をしますが
その後すぐに主菓子を出し
私が濃茶点前をします

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希望の朝  鼓月製


前茶形式の茶事と少し違うのは
中立ちせずに濃茶点前に入ることです


濃茶を飲んでいただくところまでは
厳粛であらたまった心持ちでいたします


その後は
少し気分を変えて
手作りの祝い膳でもてなします

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半東さんには
配膳などのお手伝いがすんだら
席に入っていただき
皆さんと一緒に召し上がっていただいています

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八寸は
各自で取り分けてもらいました



お食事の後は
廊下を通って
一旦待合に戻っていただき
その間に
後炭と薄茶の準備を半東さんとします



そして
ここからの後半は
「初稽古」ということです

半東さんに
後炭点前と薄茶点前をしていただきます


薄茶点前をするために
どう炭をつげばよいかを考える
実践的なお稽古です


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亀屋伊織製



点前座では次客までのお茶を点てていただき
後は水屋からの点て出しを
詰に座られた二人にしていただきます

ここで
点て出しのお稽古もしていただこうという寸法です


そして薄茶点前が終わったら
最後に再びあらたまって挨拶を交わし
互いの今年一年の精進を誓って
お開きとなります


令和二年もまた

茶の湯の世界の奥深さと楽しさに目覚めた
意欲と誠実さを併せ持つ
十余名のお弟子さん達と共に
肩を並べて歩けることを
私はとても誇りに思います

21

2019/6/27

盆点の相伝  茶事

本日は
社中のM様に盆点の相伝をさせていただきました

ご連客は
昨年盆点の相伝を受けられたM様


そして
半東は
四年前に盆点の相伝を受けられたM様に
お手伝いいただきました


偶然ですが
今日は
三名とも同じ頭文字の”M様”でした

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早朝より
ときおり雨がぱらついていましたので

どのような形で
席に入っていただこうかと
直前まで色々考えていましたが


ちょうど席入りの時刻には
天の打ち水も
一休みしてくれました


お陰様で
いつも通り
露地を通って
お席入りしていただくことができました




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席入り前に
席中にお香をたきしめました


ご挨拶の後
すぐに
盆点の点前をさせていただき

不審菴から届いていた
お許状をお手渡しいたしました




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一汁二菜

お赤飯は物相で抜きました


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主菓子 初蛍  鼓月製

お正客が
ちょうど先日蛍狩に行かれたとのこと


夏の風物詩ですね

でも私は蛍というと
命の儚さをついつい思ってしまいます

たとえ何十年であっても
過ぎてみれば
命の輝きは刹那的で
それだからこそ美しいものなのかもしれません


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干菓子 御所氷室  鶴屋吉信製

このお菓子の
さっくり柔らかな食感が
私はとても好きです

先日
鶴屋吉信の菓子職人さんにお聞きしたら
この美しい形は
一つ一つ包丁で切るのだそうです


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無事に
盆点のお相伝をさせていただくことができ
今ほっと一息ついています

皆さんがお帰りになった後
利休像の前にしばらく座り

御礼の言葉をお伝えし
色々なことを利休様にお話しし

あつかましくも
お願い事もいたしました


厳しくも慈愛のこもったお顔で
利休様は聞いて下さいました




16

2019/5/9

台点目相伝茶事  茶事

この度は
社中の三名の方が
台天目の許状をいただける運びとなり
本日三名を招いて
相伝式を執り行いました

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一つ一つ説明しながら
台天目の点前をして
濃茶を飲んでいただいた後

お一人ずつ
お許状を手渡しいたしました

稽古場での
さまざまなことが
ふと蘇りました


三名ともそれぞれに
よくここまで頑張ってこられたなあと
感慨深い思いでした


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主菓子 花あやめ  鼓月製


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干菓子  亀屋伊織製



18

2019/1/11

初釜  茶事

本日は
稽古場の初釜をいたしました


8名の方にご参加いただき
内1名の方に
半東をお願いいたしました


夕べは
夜中の1時頃までかかって
ようやく点心の準備が整い
今朝は7時に稽古場に向かいました


半東さんには9時に来ていただき
今日の流れのタイムテーブルをお渡しして
ご協力いただきました


定刻にお客様全員がそろい
待合にて白湯を差し上げた後
露地にて迎え付け


席入りしていただき
お一人お一人と
年初の挨拶を交わします


毎年
同じことの繰り返しではありますが

今年もまた
一緒に精進いたしましょうと

お互い変わらぬ笑顔で挨拶のできることを
あらためて心から嬉しく思いました



初炭点前の後
お菓子をお出しし
中立ちなしに
すぐに濃茶という
前茶形式を少し崩した形でいたしました


点心の後は
初稽古として
半東さんに
後炭と薄茶点前を
していただきました


半東さんだけでなく
本日の正客とお詰さん
また
茶歴の長い方と
まだ日の浅い方

それぞれが
お互いのことを考えながら
和気藹々の中で一座建立が成り立ち

お正月ならではの華やいだ気分の中にも
稽古場として
引き締まった初釜を行うことができたことを
幸せに思います


感謝 (・人・)


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寄付


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このお皿は
母と妹の話によると

40年ほど前
名古屋の八事窯で
私が作ったものらしいです

私自身は実は
あまり覚えていないのですが・・・


実家にずっとしまってあったそうで
この度持って帰りました

八寸のお皿として
初めて使いました


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主菓子 年の春  鼓月製


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干菓子  亀屋伊織製



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ご高覧ありがとうございました



25

2018/7/12

M先生をお招きして  茶事

M先生は
今はもうお茶を教えてはおられないのですが
私は平成13年2月より平成16年12月まで
ご指導をしていただきました

本日は
今年卒寿を迎えられますM先生と
先生のお茶友様を
お茶事にお招きしました


先生がとてもご高齢であり
膝をいためられて
正座をすることができないとも
お聞きしていたので

なるべくご負担のないよう
形を少し崩して
おもてなしさせていただきました

半東を
社中のMさんにお願いしました

定刻11時少し前に
タクシーがとまり
すっきりとした夏の着物に身を包まれた
先生方が到着されました



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まずは
洋間に入っていただき
お白湯をお出しした後

外の腰掛けにご案内し
枝折戸にて
迎え付けをいたしました


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蹲踞のところで
半東さんにお手拭を持って
立っていただきました

また
お席入りの際
半東さんに
草履を取ってもらいました

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先生方には
椅子に腰掛けていただきました

机と机の間に椅子をはさんで
茶碗を送る時など
道具を置きやすくしてみました

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先日購入した
扇棚を初めて使いました

今日は
初炭をしてすぐに濃茶点前をして
続いて薄茶も点てました

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主菓子  ねむの花  鼓月製

器は「すずがみ」

錫でできた紙のような皿で
折り紙のように
自在に形をつくることができます


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干菓子  末富製

器はヴェネツィアングラスのコンポート


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お茶を喫んでいただいた後は
洋間に移って
一緒にお話をしながら
ゆっくりと
食事の時間を楽しみました


先生が
つい2か月前に
ご主人様を亡くされたとお聞きし
驚きました


そんな力を落としておられた頃に
私は何も知らずに
先生に今回のお誘いのお電話を
していたのです


先生は
その時は何もおっしゃらず
快くお返事して下さいました


今日は
次から次へと
色々な思い出話をされ

「元気が出てきました」と
今回の再会を
心から喜んで下さっているようでした


先生のお蔭で今の私があることを
あらためて感謝申し上げ

これからも
先生の純粋なお茶の心を灯火として
前に進んでいきたいと
思いました








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