ようこそ、お入りを・・・。

2019/6/27

盆点の相伝  茶事

本日は
社中のM様に盆点の相伝をさせていただきました

ご連客は
昨年盆点の相伝を受けられたM様


そして
半東は
四年前に盆点の相伝を受けられたM様に
お手伝いいただきました


偶然ですが
今日は
三名とも同じ頭文字の”M様”でした

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早朝より
ときおり雨がぱらついていましたので

どのような形で
席に入っていただこうかと
直前まで色々考えていましたが


ちょうど席入りの時刻には
天の打ち水も
一休みしてくれました


お陰様で
いつも通り
露地を通って
お席入りしていただくことができました




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席入り前に
席中にお香をたきしめました


ご挨拶の後
すぐに
盆点の点前をさせていただき

不審菴から届いていた
お許状をお手渡しいたしました




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一汁二菜

お赤飯は物相で抜きました


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主菓子 初蛍  鼓月製

お正客が
ちょうど先日蛍狩に行かれたとのこと


夏の風物詩ですね

でも私は蛍というと
命の儚さをついつい思ってしまいます

たとえ何十年であっても
過ぎてみれば
命の輝きは刹那的で
それだからこそ美しいものなのかもしれません


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干菓子 御所氷室  鶴屋吉信製

このお菓子の
さっくり柔らかな食感が
私はとても好きです

先日
鶴屋吉信の菓子職人さんにお聞きしたら
この美しい形は
一つ一つ包丁で切るのだそうです


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無事に
盆点のお相伝をさせていただくことができ
今ほっと一息ついています

皆さんがお帰りになった後
利休像の前にしばらく座り

御礼の言葉をお伝えし
色々なことを利休様にお話しし

あつかましくも
お願い事もいたしました


厳しくも慈愛のこもったお顔で
利休様は聞いて下さいました




16

2019/5/9

台点目相伝茶事  茶事

この度は
社中の三名の方が
台天目の許状をいただける運びとなり
本日三名を招いて
相伝式を執り行いました

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一つ一つ説明しながら
台天目の点前をして
濃茶を飲んでいただいた後

お一人ずつ
お許状を手渡しいたしました

稽古場での
さまざまなことが
ふと蘇りました


三名ともそれぞれに
よくここまで頑張ってこられたなあと
感慨深い思いでした


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主菓子 花あやめ  鼓月製


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干菓子  亀屋伊織製



17

2019/1/11

初釜  茶事

本日は
稽古場の初釜をいたしました


8名の方にご参加いただき
内1名の方に
半東をお願いいたしました


夕べは
夜中の1時頃までかかって
ようやく点心の準備が整い
今朝は7時に稽古場に向かいました


半東さんには9時に来ていただき
今日の流れのタイムテーブルをお渡しして
ご協力いただきました


定刻にお客様全員がそろい
待合にて白湯を差し上げた後
露地にて迎え付け


席入りしていただき
お一人お一人と
年初の挨拶を交わします


毎年
同じことの繰り返しではありますが

今年もまた
一緒に精進いたしましょうと

お互い変わらぬ笑顔で挨拶のできることを
あらためて心から嬉しく思いました



初炭点前の後
お菓子をお出しし
中立ちなしに
すぐに濃茶という
前茶形式を少し崩した形でいたしました


点心の後は
初稽古として
半東さんに
後炭と薄茶点前を
していただきました


半東さんだけでなく
本日の正客とお詰さん
また
茶歴の長い方と
まだ日の浅い方

それぞれが
お互いのことを考えながら
和気藹々の中で一座建立が成り立ち

お正月ならではの華やいだ気分の中にも
稽古場として
引き締まった初釜を行うことができたことを
幸せに思います


感謝 (・人・)


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寄付


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このお皿は
母と妹の話によると

40年ほど前
名古屋の八事窯で
私が作ったものらしいです

私自身は実は
あまり覚えていないのですが・・・


実家にずっとしまってあったそうで
この度持って帰りました

八寸のお皿として
初めて使いました


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主菓子 年の春  鼓月製


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干菓子  亀屋伊織製



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ご高覧ありがとうございました



24

2018/7/12

M先生をお招きして  茶事

M先生は
今はもうお茶を教えてはおられないのですが
私は平成13年2月より平成16年12月まで
ご指導をしていただきました

本日は
今年卒寿を迎えられますM先生と
先生のお茶友様を
お茶事にお招きしました


先生がとてもご高齢であり
膝をいためられて
正座をすることができないとも
お聞きしていたので

なるべくご負担のないよう
形を少し崩して
おもてなしさせていただきました

半東を
社中のMさんにお願いしました

定刻11時少し前に
タクシーがとまり
すっきりとした夏の着物に身を包まれた
先生方が到着されました



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まずは
洋間に入っていただき
お白湯をお出しした後

外の腰掛けにご案内し
枝折戸にて
迎え付けをいたしました


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蹲踞のところで
半東さんにお手拭を持って
立っていただきました

また
お席入りの際
半東さんに
草履を取ってもらいました

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先生方には
椅子に腰掛けていただきました

机と机の間に椅子をはさんで
茶碗を送る時など
道具を置きやすくしてみました

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先日購入した
扇棚を初めて使いました

今日は
初炭をしてすぐに濃茶点前をして
続いて薄茶も点てました

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主菓子  ねむの花  鼓月製

器は「すずがみ」

錫でできた紙のような皿で
折り紙のように
自在に形をつくることができます


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干菓子  末富製

器はヴェネツィアングラスのコンポート


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お茶を喫んでいただいた後は
洋間に移って
一緒にお話をしながら
ゆっくりと
食事の時間を楽しみました


先生が
つい2か月前に
ご主人様を亡くされたとお聞きし
驚きました


そんな力を落としておられた頃に
私は何も知らずに
先生に今回のお誘いのお電話を
していたのです


先生は
その時は何もおっしゃらず
快くお返事して下さいました


今日は
次から次へと
色々な思い出話をされ

「元気が出てきました」と
今回の再会を
心から喜んで下さっているようでした


先生のお蔭で今の私があることを
あらためて感謝申し上げ

これからも
先生の純粋なお茶の心を灯火として
前に進んでいきたいと
思いました








17

2018/6/7

盆点相伝茶事  茶事

M様は
平成20年9月に
ご縁あって社中に入門されました

以来10年間
変らぬ真摯な姿勢で
茶の道に向き合って来られました

そして
此の度盆点の許状を
いただかれ
本日相伝式をいたしました

連客として
茶歴の長いJ様とM様に
同席していただきました

そして
S様が半東として
お手伝い下さいました


本日
無事に相伝式を執り行うことができましたのも
これまで
私を導いて下さった
諸先生方のお蔭でございます


また
未熟な私を
師と仰いで
共に斯の道を歩んで下さる
社中の方々の存在が

時に折れそうになる
私の心を支えてくれて
ここまでやって参りました


先日
師匠に
茶人には「覚悟」が必要だと
お聞きしました

その言葉を

「とにかく前に進むしかない」

というように感じとりました


とにかく
今は今日の相伝茶事が終わって
ほっとしています


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主菓子  青楓  鼓月製

席入り後
すぐに濃茶点前をするので
まず主菓子を出しました


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お茶碗は
私が15歳の時初めて稽古をつけていただいた
名古屋のH先生が
八事窯で作られたものを使いました


先生から受け継いだ茶の道筋の細い糸を
何とか次の世代につなぐ
結び目の一つを作ることができたことを
天国の先生は
きっと喜んで下さっていると思います




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朱盃の一番上の一枚は
昨年教授資格授与式にて
お家元よりいただいた
瑞雲盃です

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干菓子  紅白撫子  松葉  末富製


最後に薄茶を私も
相伴させていただきました

あっと言う間に過ぎた
この十年間の色々なことを
皆であれこれ思い出し

これからまたあらたな気持ちで
精進して参りますことを
お互いに心に刻みました


稽古とは
一より習い十を知り
十よりかえる元のその一


どこまで行っても
ゴールはないと知りつつ
だからといって
空しくなることはなく
ただ淡々と・・・黙々と・・・


その道を
共に歩んでくれる人がいることが
救いであり
感謝です

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