ようこそ、お入りを・・・。

2020/2/2

曙会  他会記

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今日は
今年初めての曙会に
社中の方々とご一緒に参りました

本日の席主は
寛澄侑子先生でした

おおらかなお人柄と
遊び心たっぷりのお道具組が印象的な
先生のお席
楽しみに伺いました


寛澄先生はお顔が大変広くて
いつも大勢のお客様で大盛会なので

比較的お人が少なくなるであろう
最後のお席を目がけて出かけたのですが

なんと本日だけで
180余名の方々がお越しだそうで

午後2時を過ぎても
待合には沢山のお客様がお待ちでした


待合には

まるでその歌の景色を絵に描いたような
美しい料紙に

「花をのみ待つらん人に山里の
雪間の草の春をみせばや」

の掛物


本席の掛物は

雪 一行

そして

節分を前にして
如月の季節を楽しむ
梅の意匠のお道具の数々


皆口釜(みなくちがま)から
立ち上る豪快な湯気も
この時季ならではのごちそうです


備前火ダスキの
大ぶりの建水も
堂々としていて釜によく合っていました


上座から次々に送られてくる
お茶碗を贅沢な気分で
一つ一つ拝見させていただいているうちに

寛澄先生のお好きなお茶碗のイメージが
何となく伝わってきました


侘びた中にも
繊細で女性らしい可愛らしさが
必ずどこかに表現されているなあと
感じました


そんなお人柄の先生とお道具の魅力が
きっと大勢のお客様を呼び寄せて
いるのだとあらためて思いました

・・・・・・・・・・・・・・・

さて曙会では
6月7日(日)に茶筅供養をされるそうです

水屋の引き出しにたまっている
古い茶筅や茶巾
柄杓なども供養していただけるそうです

4月の曙会より
供養したい物を受け付けて下さるそうなので
古い茶筅などの処分でお困りでしたら
どうぞお持ち下さいませ

とても有り難い企画だと思います
私も是非持っていかせていただきます






12

2020/1/28

大徳寺月次利休忌  他会記

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今日は
今年初めての大徳寺月次利休忌に
行って参りました


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まずは十時からの法要に参列いたしました

今日は番号札が若い31番でしたので
法要の後
閑隠席にて2席目でお茶をいただくことができました

お床には
子年生まれの啐琢斎が
ちょうど60歳でご隠居された折りに書かれた
大黒画讃が掛けられていました

内室であった「おたく」さんに送られたものだそうです


水指も
子年に因んで
古瀬戸の「小槌」


主茶碗は赤楽で銘令春

替えは猶有斎お家元自筆の子(ね)

いずれも
新たな年の初めを祝うご趣向でした


本日は
あと一席だけまわろうと思い

瑞峯院の
光悦寺・山下昭子様のお席に向かいました


お床には
大綱和尚筆 即位の句

明治天皇の父
孝明天皇が即位された折に
詠まれた歌とのことでした


点前座には
高麗卓に俵形の水指

別床には

「松」「竹」「梅」の
三幅が掛かり

その前には三番叟の飾り物が置かれて

こちらも
初春を寿ぐお道具組を
楽しませていただきました


興味深かったのは
寄付に置かれていた如心斎の物とは別に
席中で使われたお茶杓

アテネの月桂樹を削って作られたのだそうです


その頃
陸上競技をされていたお孫様へ
「韋駄天」という銘をつけて
山下宗匠がプレゼントされたのだそうです

そのお茶杓を手に
本日お点前をされたお孫様を
山下宗匠は天国から
目を細めてご覧になっていたことでしょう



もう一つ面白かったのは
お床の盆石「菊花石」のまわりに敷かれた
真っ白い石

これは
山下宗匠がエジプトに行かれた折に
ピラミッドの周りにあった石を
拾い集めてこられたものだとか。。。


ちょうど修復中だったそうで
「お咎め無しでした」と
楽しげにおっしゃるお席主の
ユーモアあふれるお話と笑顔が

どんな素晴らしいお道具よりも
素敵で魅力的でした



今日は一人で出かけましたので
その感動を共有してお話できる人が
いないのがちょっと寂しかったです



聚光院では
利休様のお墓にお参りにいきました

ちょうどお家元の皆様が
お参りをされていました


少し下がってお待ちした後

墓前に一人静かに手を合わせて
昨年の諸々を感謝し
新たな一年の精進を誓って参りました


21

2019/12/21

今年最後のおよばれ  他会記

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今日は大阪市内で開かれたお茶会に出かけ
今年最後のおよばれをしてきました

ご亭主の婦人が席に出てこられ

「まあこんな年末のお忙しい時にお越し頂いて・・・」
と恐縮して挨拶されますと

お正客の先生が

「いやいや昔だったら餅を切るやら色々することがありましたが
今はカレンダーが変わるだけのことで・・
それよりご亭主の方こそ
色々とお持ちだし大変でしたでしょうに
私らはこうやって楽しませていただくだけで・・」

などなどよどみなく挨拶されまして
それを聞いている私達も
同じ気持ちで一礼させていただきました


こんな挨拶ひとつとっても
師走の慌ただしさの中に
お茶をしていることの幸せを
しみじみ感じさせていただきます


お床の掛け物が

「今日好晴」

御正客の先生が

これをご覧になって

「正に今日のような日のことですなぁ!」



竹一重切花入には
真白なふわふわの綿の実と
紅白の椿

お棚は三重棚でした

菊花の螺鈿の細工が施された炉縁がとても豪華でした


色々と年の瀬ならではのお取り合わせを
楽しませていただきましたが
私の心に一番残ったのは


お箱などが並べられていたお床の脇の
琵琶台におかれていた

伏見焼の置物です


うりんこを連れた猪が
鼠と向き合って並んでいました


「お疲れ様!」

「じゃあ 来年頼むよ!」

なんて会話をしているみたいで

こうやって猪さんの親子と鼠さんを置かれた
ご亭主の優しいお気持ちが伝わってくるようでした


12年の一つの周期を終え
新たな12年を迎えることに
背筋が伸びる思いで
清々しい気持ちになりました

15

2019/12/1

曙会と湯木美術館と御堂筋界隈  他会記

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今日は曙会に行ってきました

九時頃着きましたが
既に一席目が始まっていましたので
待ち合いの会記などを見ながら
ゆっくり待たせていただきました

ご案内があって
席入りさせていただきましたが
なかなか正客が決まらず

80歳くらいのお元気な先生から
「私がしゃべってあげるから(正客に)座って」
と言われまして。。。

川口軒さんにも促されて
その先生の手をひいて
次客に座っていただき
私は正客に座らせていただくことになりました


お席主は日根繁子様という方で
曙会では初めて懸釜をなさるとのことでしたが
お茶の道はうんと長く歩んでおられるようでした

お床の掛け物は
「寒月照霜池」

妙喜庵の竹で造られたという
尺八花入の銘は「三昧」

袋棚に高取の水指という
この時季らしい落ち着いたお取り合わせでした

お隣に座られた次客の先生と一緒に
色々お話しさせていただいておりましたら
何とその先生とお席主は
かつて同門で
幼なじみだったとのことが席中でわかり
お二人とも感激しておられました

珍しいお名前なので「もしや・・・」と思って
次客の先生がおたずねになり
そのことがわかったのです

お互いにまだお小さい頃に
お稽古場でご一緒だったようで

「なんか面影ありますなあ」

「あの頃は私も今より可愛かった〜!」

と仰るので私も

「いえいえ今もお可愛いですヨ」
と申し上げたら

すかさず
「せやな!私は童顔やから」とおっしゃり

お席は終始明るい雰囲気に包まれました



楽しいひとときを過ごした後
一人で少し足をのばして
湯木美術館に立ち寄ることにしました


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外側が工事中でびっくりしましたが
中は通常通り開館していました

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「伝統と創造を重ねる
上方の手わざ」

茶席を彩る江戸時代から近現代の名品


川端近左 三好木屑 白井半七
北大路魯山人などの作品と並んで
こういった作家が手本とした名品が
展示されていました


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御堂筋の銀杏並木
夜はイルミネーションで彩られます

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見上げたらなんか びっくりして。。。(おまけ)



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2019/10/28

大徳寺月次利休忌  他会記

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今日は
朝から一人で大徳寺に行って参りました

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午前十時からの
月次利休忌の法要に
参列いたしました

年に2〜3度参列させていただいていますが
特に節目の折々には
格別な思いでお参りをしています


本日は
まずは無事に「玄庵」が竣工したことを
利休様にご報告いたしました



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今日は参列者の数が
いつもにも増して多いように感じました


聚光院では
閑隠席でお道具の説明を受け
広間に移って
点て出しでお茶をいただきました


会記の茶碗のところに
慶入作「直入」画

と書いてあって
どういうこと?

と不思議に思いました

お席でお聞きしたら
この「直入」は
「じきにゅう」さんでは無く

幕末から明治の文人画家
「田能村 直入(ちょくにゅう)」とのこと

なるほど・・!と納得いたしました


本当にいつも
お茶会に出かけると
新しい発見があって楽しくなります


今日は
あと一席
大慈院の池下亨子先生のお席に
入らせていただきました


一番目をひいたのは
竹台子の向こうに置かれた

すごく勢いのある亀甲竹の結界

水無瀬神宮の竹なのだそうです


次に驚いたのは

お席が始まって
点前座に姿勢良く座られた
袴姿の男性が
なんと

つい先日
ご縁をいただいたJ氏でした

J氏とは
不思議なことに
あちこちで偶然再会することが重なり
この度は
竣工写真を撮影いただくために
写真家の方とのご縁を
取り持って下さいました

まさか今日またお目にかかるとは
思ってもいませんでしたが

お席の終わった後
少しお話させていただきましたら

この席でお点前をされたのは
今回初めてで
しかも直前に急に指名されたとのこと


偶然そのお席に入れていただいたのも
なんだか不思議な巡り合わせだなあ・・と思いました






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