2010年4月24日 土曜日
高速道路の料金体系の見直しに対して、大マスコミは政権の統一性がないだのなんだのと騒いでいます。
大事なことは決定した施策を発表して「これで決まりました、だからどんな意見があろうとも変更はありません」というのがいいのか、「試案を作りました、これから党内・国会内での議論をして決定します」のほうがいいのか、ということです。
政策・施策を決定・実現するうえで、どういう利権があるのか、その利権が誰にいくか、を料亭などで行う非公式の会議で話し合い決定し、どんなプロセスでそうなったのか、を伏せるより、試案を出し、それに反対の声が上がり、調整をしていく、このように、政策がどう合意され、どう決定されるかが国民から明確にわかるほうが、よほど民主主義に忠実だと思うのですがね。
まったく異なる「閣内統一」という基準でワーワーと批判する大マスコミの悪意ある「報道」には閉口します。

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