2011年10月10日 月曜日
自転車というのは便利な乗り物ですから、使い方によっては危険な凶器になることを気づかずにいる方が多いのではないでしょうか。ブレーキを取り外して公道を走るなどもってのほかだと思いますが、それ以外にも自転車の問題点は多いと思います。
そして、自転車の問題点と自動車の問題点は通底しています。自動車乗りは自転車乗りと歩行者を邪魔者扱いし、自動車乗りは歩行者を邪魔者だと思う。そこには、歩行者も人ならば、たまたま自動車に乗っている人も人、たまたま自転車に乗っている人も人、こういう人間同士の関係が必要なのに、クラクションやベルで歩行者を強引に避けさせる自動車や自転車が多い、多すぎるのです。
日本の自動車行政・自転車行政は完全に人と人との関係をうまく構築していく、という視点が抜け落ちています。

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