2011年10月12日 水曜日
「オッキュパイ ウォールストリート」はさらに広がりを見せるのでしょうか。日本人は最後には発狂して一揆を起こすことは歴史上では見かけるのですが、まだまだ甘いです。しかし、日本はこのままいけばカネもないが、地縁もない「食うに困る」社会になるだろう、ということです。
敗戦後、良くも悪くも日本は都会を中心にカネカネカネの社会を作り上げてきました。反面、地方の農村部ではまだ残っている人と人との絆、カネカネカネを求めた都会生活では失ってきました。絆、というのは「食うくらいはなんとでもなる」ということです。米を作る、野菜を作る、ニワトリを飼う、そして困った人がいれば助ける、こういう生活が理想とはいえないかもしれないけれど、絆を全く失くしてカネがあれば何でもできる社会にしたのが戦後65年の日本です。

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