2012年4月29日 日曜日 昭和の日(旧昭和天皇誕生日)
毎日毎日悲惨な交通事故が報道されます。わたしのなかで交通事故に通底する理由ははっきりしています。道路の強者、自動車に甘い道路・自動車行政の姿勢が変わらないからです。
自動車保有台数が少ない時代の産業優先、物流の迅速化の名のもとに進められた基本的思想をそのままにして、保有台数が飽和状態の現在の状況に当てはめた行政を行っているから悲惨な交通事故が多発するのです。そのことが緊張感のない運転につながり、取締にも「運が悪かった」と済ませ、事故を起こして多数の被害者・悲惨な被害者が出ても少年や心神喪失を理由に軽い懲罰で済まされてしまう、ことに繋がっています。
自動車保有台数の少ない時代の基本思想が飽和状態の現代にマッチしなくなっている、それが動路・自動車行政のあらゆるところに影響を及ぼしているから悲惨な事故が多発する、統計的なデータや、根拠があるわけではありませんがこれがわたしの感覚です。

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