2013年8月9日 金曜日
1945年8月9日、長崎に原爆が落とされ15万人の市民を死傷させました。戦争では「軍人は殺してもいいけれど一般市民を殺してはいけない」、という当たり前のことが決まったのは1949年ジュネーブ条約ですから、広島・長崎への原爆投下はもちろん東京大空襲、名古屋大空襲その他大都市のみならず地方の中小都市への空襲も、明らかに禁止されていたわけではないようです。
戦勝国と敗戦国の立場の差は歴然としています。
マスコミに踊らされた国民の対米開戦の雰囲気と、「戦争はやってみなければ勝つか負けるかは分からない」という丁半バクチに似た軍部官僚の意思決定で戦争以外の選択肢を排除したことが日本民族の歴史に残る間違いでした。戦争という勝敗を分ける方法は国際紛争を解決する手段としてはベターではありません。

0