2007年最後の日。
今年も色んな事があった一年でした。
春…
雪解けと一緒にスポ少の野球が再開。
小学校最後の夏に向け、親子共々例年以上に気合いが入る。
夏…
公式戦の不甲斐ない試合結果に、諒選手が初めてグラウンドで涙を流す。最後の大会となった佐竹杯では、程好く肩の力が抜け、順調に勝ち進み決勝進出。相手は、昨年の新人戦以降連敗を続けている宿敵築山。決勝戦も一打逆転のチャンスがあったものの僅差で敗戦。チームメイトの目には涙があったが、諒選手の目に涙はなかった。奴は一言だけ「力が尽きた」と言った。野球の神様から野球の楽しさと厳しさを学んだ良い夏だった。
秋…
4年間息子と共に走り続けてきた野球が一段落し
今までに感じた事がないような虚脱感を感じる。
多趣味な俺が、何か趣味を持とうと真剣に考える。
冬…
順調に回復しているものと信じ切っていた俺の元に、義父逝去の知らせが届く。結婚前から快く受け入れてもらい、何度となく酒を酌み交わした義父。周りを盛上げるのが好きで、ほろ酔い気分で吹いてくれたハモニカの音色は今でも忘れない。
正直、色々な場面で心が潰れそうな事がありました。
それを支えてくれたのは、何があっても自分を崩さず、ひたむきに球を追い掛けてきた息子の眼差しであり、自分達を理解してくれているスポ少関係者の支えでありました。良い事があるようにと家族全員分のお守りを届けてくれたり、腐れ掛けてた息子の背中を押してくれたりと、人の心の温かさを強く感じた一年でした。
間もなく新たな年を迎えます。
皆様にとって良い一年になりますよう
祈念しております。