H&G製の「旧日本軍11年式機関銃」が届きました。
この11年式機関銃は、旧軍が歩兵により携行可能な軽機関銃として開発したもので、38式歩兵銃の5発クリップを6個そのまま給弾用ボックスに入れて発射できる、実にユニークな機構を持つものです。
これは、弾の補給負担を軽減する事が目的ですが、この思想はSAW(Squad Automatic Weapon:分隊自動火器)に通ずるものです。
しかしながら、旧軍の運用は機関銃小隊として歩兵と独立した運用を行っており、この方式までには至らなかったようです。
このユニークな給弾方式は複雑で故障が多く、二次戦では96式或いは99式軽機関銃に取って代わられました。
このユニークな外見は、1/6のコレクションには欠かせません。
パッケージは木製です。
開けると、パックされています。
中身です。本体と弾です。
金属製で外見はシャープですが、可動は2脚と給弾ボックスの蓋のみです。
上から見たところです。
この11年式機関銃のサイトが右側にオフセットされ、そのために銃床までが右側にオフセットされています。
給弾ボックスのアップです。
銃弾です。5発をクリップに留める事が再現されています。
クリップは2個あるのですが、弾が8発しか有りません。
6個分のクリップを入れて欲しいものです。38用を捜すしかないです。
最後に、2脚をたたんだ状態です。