新年明けて4日、渋谷のHMVにCDを買いに行った。
ハワイアンではなく、新年初買いはロック関連のCDを、である。
でもって買ったのは、例えば・・・

ヤードバーズ、フランクザッパ&マザーズ、ザ・フー・・・等など。
しかも買ったのは、LPで持っているか〜もう手放してしまったアルバムのCD版。
もちろん年代的に1975年までを一歩も出ていない。(笑)
あとぜ〜んぶ持っているビートルズのアルバムのリマスター版が発売されたので、また全部買うかかなり迷ったが、今回はとりあえずやめておいた。(本当は欲しい。笑)
自分的に80年代からその兆候あったのだが、ロックで90年代〜2000年〜今にいたるまで心底これを買いたい!と思ったアルバムはもしかして1枚もないような気がする。70年代以前からやっているアーティストのは別として。
いつからつまらなくなったのか、自分でも困っているのだが、とにかくロックは自分にとって1965年〜1975年が「黄金の10年」なのだ。
四人囃子のキーボード奏者坂下さんと話をしていても、同じ事を言っていた。
「それに尽きるよ」と。
ある意味でロック燃え尽き症候群なのかも。
2月にロックライブやるのだが、自分がやりたい事・・・と言うか半ば使命感のようにさえ思っている事は その黄金の10年の香り漂うブルース・ロックをやる、という事につきる。
それが一番自分らしい世界。
ハワイアンやっていても根っこはロック。
それは現在のようなヒップホップ全盛の時代、ほとんど淘汰されてしまっている世界だけど、70年代前半まであったブルースロックを単に懐かしさではなく今の自分(とメンバー全員)の感覚で21世紀型に昇華した演奏をしたい。
きっと聴きに来てくれた人達は、世代問わずわかってもらえると思う。
昨年は、ラッツパックレコードからの依頼を受け、ハワイアン・テイストでグループサウンズの曲を集めたインストルメンタル・アルバムを作った。パープルシャドウズの今井久さん、日本の誇るベーシスト江藤勲さんと制作出来たのは素晴らしい事だ。
ウクレレの生徒さんに大分買っていただいたが、このアルバムは巷でも大好評らしいのでホッとしている。
棚橋社長曰く、「この企画、まとめられるのは鴻池さんしかいないよ!」でスタートした企画だった。
GS、70年代前半までのロック・・・リアルタイムで味わう事の出来た最後の世代?の
自分は何か役割があるのかもしれない。
ロック・ライブは昨年6月にジロキチでやって以来なので、新年はその感覚を取り戻すところからはじめている。バンド練習もみっちりやるつもりだ。
2月12日は、「皆さんアロ〜〜ハ!」で始らない鴻池薫(&フレンズ)のライブをぜひ見に来てほしい!
そうそう、最後に最近偶然見つけた ある掲示板の投稿記事を 見て下さい。
昨年6月のジロキチライブを見に来た人の投稿です。
まったく面識ない人がうれしい事書いてくれてるねえ〜!
こんな人が沢山いればなあ〜。(笑)
下記の掲示板名をクリックして下さい。

クルエルシー

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