3月10日(土)
亀有の生徒さんとかつしか苑で慰問演奏した後の打ち上げに生徒さんの知り合いのある葛飾区議さんが来てくれました。Sさんとしておきましょう。
彼は昨年の震災発生の翌日、支援物資を車に積んで被災地に行った方です。
まさに電光石火の行動。東京も混乱状態の時に本当によくぞ行ったと驚きました。
被災地周辺は道路も寸断されていたでしょう。
それ以来、Sさんはその時その時に被災地で必要なものを車に積んで30回以上行っているそうです。
今年に入り、衣類が必要だという事で、亀有クラスの生徒さんも協力し,トータルでかなりの衣類が集まったとの事です。
時には料理人さん達に協力してもらい炊き出しをしに行ったり、その時その時に必要なものが違うのでそのニーズに応えてずっと被災地支援を続けていらっしゃるそうです。
このような菩薩行を30回以上行っている事だけでも驚きなのに、まったくマスコミにのらないので、ほとんどの方はご存知ないと思います。
「被災地に物資など届ける時はスーツに議員バッチなどつけていかないジャージの格好なので、被災地の方々はいろんなものを届けてくれるオッチャンとしかわかってないでしょうね。」とSさんは笑う。
本当に被災地支援に貢献している人は表に出ないでこういう所にいる。
下町人情の心意気ここにあり。いなせな方だと思いました。
『国士』という言葉は、「国(民)のために尽くす人」という意味を含んでいますが、まさにSさんは葛飾区議という肩書きをはるかに超える被災地支援活動を継続している。まさに『国士』そのものと感銘を受けました。
「被災地復興への早道はずばり直接現地に旅行に行き、そこで沢山お金を使う事です。行けないまでもその地域の物産を通販やネットで購入するなどいろいろな手段があります。」とお話していただき、この日福島方面に向かいました。
こういう方が葛飾区議にいる事、東京都民、日本国民として誇りに思います。
対して民主党政権は何をしているか。
官僚に気を使い消費税談義に夢中になり、それ以外には あろうことか昨年10月韓国に5兆円の通貨ファンド安定のための経済支援を決めてしまいました。
一体野田政権は何を考えているのか。
国家的危機に直面し、東北復興を何を置いても最優先しなければいけない時に韓国への支援をスピーディーに決めてしまう民主党政権。
被災地では今なお衣類さえ得る事がままならなかったり、自殺者が出ているというのに、
国(現政権)が日本国民に目を向けていない奇妙な現実。
日本国民の生命・安全・財産を守るべき国家がまったく当てにならない現実が
この日本の最大の不幸です。
東北の同胞を見捨て、反日国家・韓国に多額の支援を差し出す民主党政権。
これを売国政権と言わずして何というのでしょう?
Sさんのようなマスコミにもてはやされないで地道に支援活動を続けている方々は多分民間の方にも沢山いる。
そういう方々と連携して被災地で困っている人達を継続して支援活動をしたい。
あまりにも被害が甚大であり、心のケアの問題も深刻です。でも国民一丸となりやらなければならない。
長い道のりになるでしょうが、僕も一国民として『国士』となり被災地支援活動をしていきたいと思います。

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