画像の本:まず一番左が、ハワイアンの曲集 チャールズEキングが編集した「Kiing’sBook Of HawaiianMelodies」。海田さんも紹介していましたね。これはバイブルです!
曲のメロデイーの大元が記されていて、元々この曲はこういうメロデイーだったという事が再認識されます。例えば、「Kamakani Ka’ili Aloha」のサビ部分は実はこうだったとか、「Kaimana Hila」の大元のメロデイーは現在知っているメロデイーとまったく違う等々、
非常に研究価値が高いです。
真ん中の2冊は、Johnny Nobel編集の「HawaiianMelodies」、「Collection Of Ancient & Modern Hulas」。「HawaiianMelodies」は、英語のハワイアンソングとハワイ語のフラソング曲集、「Collection Of Ancient & Modern Hulas」はほとんどがハワイ語のフラソング曲集。
この2冊も大元のメロデイーを知るに欠かせない研究書です。
一番右は、「THE GOLDEN YEARS OF HAWAIIAN ENTERTAINMENT 1874-1974」。
これは何と南かおるさんからいただいたものです。南さんのご自宅に歌合わせでお邪魔したある日、「これ鴻池さんにあげる。」と。「こんな大事なものを!??」とビックリした事を覚えています。(南かおるさんは今年没後5周年)
午前中早稲田方面に用事があり、お昼に東西線早稲田駅のすぐ近くにある珈琲館で軽いランチをしました。
店内にオードリーヘップバーン等往年の名女優や俳優の写真パネルが飾ってあり、中でも私が高校1年の時に見たアメリカンニューシネマ「イージーライダー」のポスターがかざられていてうれしくなりました。深夜ラジオでステッペン・ウルフの「Born To Be Wild ]」を聴いてそれがこの映画のテーマ曲になっている事を知り、映画館に行って見たのです。あの時代はベトナム戦争、ヒッピー、1969年のウッドストック、日本では学生運動が盛んな時でした。その時代のアメリカが抱える重い問題をテーマにした映画で、最後の衝撃的な結末に言葉を失った事を今でも覚えています。