先週の土曜日に松坂屋の初代社長伊藤次郎左衛門祐民の別邸である
「揚輝荘」でお茶会があると新聞の記事に書いてあったので行ってきました。
「揚輝荘」は以前から興味があったのですが、なかなか行く機会が
ありませんでした。
名古屋市の地下鉄「覚王山」で降りて日本で唯一お釈迦様の遺骨を安置する寺
「日泰寺」の参道を上がって行って日泰寺の門前を右に回ってすぐのところに
「揚輝荘」はありました。
上3枚の写真は「三賞亭」です大正7年、茶屋町の伊藤家本宅から移築した
揚輝荘最初の建物です。
煎茶の茶室で、竹のなげしなど東洋風のデザインがみられます。
伴華楼(バンガロウ)は尾張徳川家ゆかりの座敷に洋室等を加えて
昭和4年鈴木禎次の設計により建築されました。
なかなかモダンな造りです。
敷地内に赤い鳥居のお稲荷さんがあってちょっとびっくりします---(^^)
商売の神様なので今でも松坂屋が管理していると聞きました。
この白雲橋は修学院離宮の千歳橋を模したといわれる廊橋で北庭園のシンボルです。
この白雲橋には伊藤次郎左衛門祐民さん自身が描いたとされる
龍の天井画が描かれているのですが、最近天井画の写真を角度を変えて
写真を撮っているうちに、龍の一部に女性の顔が浮かび上がって
いるのを発見したそうです。(円の中)
上の写真の円の中をひっくり返して拡大してみました。
なるほど冠を被った女性の顔に見えますね---(^^)
伊藤次郎左衛門祐民さんってなかなかお茶目なところが
あったのですねぇ(笑)