明けましておめでとうございます。
元日から随分と日が空いてしまいましたが、まあまあ元気にしております。
いろいろあってブログどころじゃありませんでしたが、決して災いの類に忙殺されていたわけではありませんのでご心配なく。(誰も心配しとらんか!)
災いといえば、直ぐに終息するかと思われたコロナ禍も次々に変異株が現れてなかなか出口が見えません。
今は
時間だけはたっぷりと有る環境なのですが、何となく気持ちが活動的になりません。
そのうちに自粛ムードが体に沁み込んでしまってなにやらダラダラと過ごしてしまっていました。
そんな
自分に渇を入れる為にも、今年こそロング連発に向けての準備を始めました。
半世紀前の話になってしまうけど、キャンプを始めた頃には焚火もかまども直火が普通で焚火台なんてモノは無かった。(有っても普及してはいなかった。)
湿った土の上で上手に火を熾す方法や、マッチ三本以内で失敗無く点火する方法などがキャンパーには求められた。
写真の2冊はツーリングキャンプの教科書として何度も読みなおしている座右の書だけど、20世紀に書かれたどちらにも焚火台についての記述は無い。
いつからか、キャンプ場によっては直火禁止を求めるようになり、最近では当たり前になってしまった。
この辺の自然との接し方に対する考え方は欧米と日本ではかなり違うようだ。
今の日本のキャンプスタイルはちょっと違うなぁって思う所もあるけど致し方ない。
そんな国内での時流に伴って焚火台を持ち歩くようになりましたが、初代と二代目は
ロゴスのピラミッドグリルを愛用しました。
特に初代は秀逸でしたが、二代目改良型は灰受皿が追加されて安全性が向上した分だけ収納サイズが厚くなり重くなって
3kgを超えるようになってしまって軽量コンパクトが求められるツーリングキャンプには使い勝手が悪いモノになってしまった。
そしてロゴスに替わって導入した3代目焚火台は近所にできたアウトドアショップの開店祭で特価販売されていた
メッシュ焚火台。
安価(2000円程度)・軽量(800g)・コンパクトとツーリングキャンプの携行性が抜群のうえ、コストパフォーマンスを重視する方針にもマッチしていてお気に入りになりそうだったけれど、実際に浜辺キャンプで使ってみると
滅茶苦茶横風に弱いという弱点が露呈した。
風除け無しでは火の粉が飛んで危険だったのだ。
焚火台の本体が軽くなっても、風除けを持ち歩かなければならなくなるのでは本末転倒だ。
更に、使ってみるまでも無かったのだけれど・・・。(見りゃ判るだろ!!)
上に網を乗せて調理するって使い方ができないのも減点ポイントだった。
そこで何かもっとイイ物は無いかとずっと網を張っていましたが、最近見るようになった「ヒロシのぼっちキャンプ」でヒロシが使っている焚火台が目にとまった。
なかなか良さそうなんだけど調べてみると
「ピコグリル」っていうギア。
スイスのメーカーらしくて、20000円位もするらしい。
コストパフォーマンスを重視しているスタイル(ケチって事)だし、元々は「金属工学科」出身の目から見ても2万円は納得できない高額。
更にいろいろ調べていると、コピー品が多数出回っていることが判明。
こうゆうシンプルな金属加工製品はコピー品で充分と判断。 その中でいろいろと検討して楽天でポチッたのが。
タキトラ焚き火台。
重量は600g弱。 ロゴスと比べると20%未満ってライダーには超有難い。
収納サイズのコンパクト具合も申し分ない。
これは未だ使っていないのでインプレッションは書けないけど、春のツーリングキャンプで使うのが待ち遠しい。
たとえツーリングキャンプだって
焚火しないキャンプって味気無いよね。
こんなコンパクトで調理にも使える焚火台ならツーリングキャンプの頼もしい相棒になってくれるんじゃぁないかな。