
せっかくの休日ですが、梅雨の晴れ間は続きません。
今日も昼過ぎから雨の予報。
空は今降り出してもおかしくないような重いグレー。
んでも、貴重な晴れ間。
ちょっとだけ駆ってくる事にします。

北日本新聞に毎週日曜連載されている
「田園発 港行き自転車」:宮本輝 の舞台をノンビリ流してみます。
海沿いの旧街道(朽街道かな?)は、もう人気(ひとけ)を感じません。
時が止まったような景色です。

「宿場回廊」の案内板に誘われて、路地の奥に引き込まれて行きます。
江戸時代には参勤の行列も通ったという由緒ある街道も、現代の感覚では裏路地的なサイズ。
車で入るのは気が引ける狭さです。

小さな街はゆっくり駆ってもあっという間に通り抜けてしまいます。
町外れの富山地方鉄道本線の駅。
もはや「秘境駅」の雰囲気です。

早月川を渡って隣町に突入。
富山県内有数のレジャー施設・・・。
この時期、この天気の平日では、来客を期待できるはずも無く、スピーカーから流れる音楽も潮風に吹かれて殊更に侘しさを奏でていた。

さてさて、そうこうしている間に昼時です。
こうゆう街では、ボク好みのお店が見つかります。
目星を付けたお店のうちの一件を選んで
ちょっとランチに入ってみます。
予想通りの魚津のラーメン。詳しくは後日
「麺屋徘徊」の方でご案内いたしまする。

あぁ。閑散とした
新宿商店街。
この街には、近くに銀座通りもあったような・・・。
往時は賑わったのでしょうか?
今や地方の銀座・新宿は見る影も無い姿ですな。
風に湿気が増して、冷たく重くなってきました。
急いで帰らないと雨に遭いそうな雰囲気になってきました。
何とかポツポツと降られる程度で
雨の本隊には遭わずに帰着。
60km程の地元探索ランは無事終了でした。