80年代アイドルのすごいところ。
今や、子供ですら「ハズい&だせぇ」と思うであろう「ふぁんしぃ」なおべべ着ていてたり、この嘘と欺瞞に満ち殺伐とした現実世界とは逆の、
おとぎ話みたーなパステルカラーのマシュマロ味ラブリー世界を歌ってたりする。
「ドキドキ♪経由キラキラ☆行き、途中他には寄りません!」
なんて、擦り切れたココロをくすぐられて、思わず笑っちゃいます。
ジャケでそんなノンキな世界をほぼ表現している素晴らしいグループがこれ。ラジオっ娘「やったねMARIKO!」
内容は全然どうってことないんですが、
ジャケがね、いちいち服から小物から、ぼくの想像している80年代泡沫アイドルグループのイメージにバッチリはまるんですよ!
そこで左上をご覧ください皆様。
「なんでも青春相談券付き」!?
いったいなんなんだこりゃ!
Q:「あの〜、気になるあの娘に好きな野郎がいるってもっぱらのウワサなんすけど…。」
A:「ドンマイ!気にせずキミのハートで勝負(石野真子)よ!」
とか、そのような会話がなされているのだろうか。
とかなんとかバカな想像しながらレコードに針を落として聴いてみたら、電話のベルが鳴る音とラジオっ娘の話し声が聞こえてきた。
「え〜?、それじゃ彼がかわいそう…。
もうそんな、じらしてないでさぁ、やっちゃいなよ…。
やっちゃえ!」
…何をやるんだ!?
歌詞を読みながら察するに、「女をナメんなよ」ということみたいです。
曲は全然大したことないけれど、バカバカしくって好きだな〜。
ところでそのラジオっ娘について少し調べたら、後にLady Oh!というグループになってアルバムも出しているそうだ。欲しい。
シングルのジャケ、見たことあるな〜…と思ったら、Lady Oh!のシングル「あいつBye Bye」をex.ラジオっ娘と知らずに持っていたことが発覚!あ〜どうでもいい。
言うの恥ずかしいけど、シングルすべて持ってます。今日久しぶりにラストシングル「茅ヶ崎サンライズ」(新田ヨロシク一郎先生のさくしん。)
を聴いたら思ったよりよかった。
モー娘。の「真夏の光線」みたいな。(良く言い過ぎか?)
ぼくの耳が肥えたのか。それともナマクラになったのか。
で、歌詞を見ていたらその左にインフォメーション。
「ラジオっ娘のバッヂ10000名様(多!!)にプレゼント!」とある。
ほ、欲しい!(いつ着けんねん)
と思いながら応募要項の下を見たら、
「ラジオっ娘の愛称が新しくLady Oh!に決まりました。みなさんどうもありがとう。」
じゃあなんでバッヂ配るんじゃい!
これがラジオっ娘だ。


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