世界中の少年を悩ませる疑問のひとつに、「にわとりはタマゴが先か?ヒヨコが先か?」という論争がありますね。
ニュートンも、アインシュタインでさえも、この疑問の答えは出せなかった。(そんな疑問はついぞ抱くことはなかったという噂も聞く)
さて、そんな悩める野郎どもに論争よりミック・ロンソンのほうが好きなぼくからひとこと。
「どうでもいい」
なんて素晴らしいことばなんだ…。モヤモヤが頭から湯気のように蒸発して消えてくのがわかるぜ。
しかし人生においては「どうでもいい」と匙を投げ、困難から逃げてはいかん皆の衆。
「人生投げたらとぶ」と、ナゴムの死ね死ね団が言ってたぞ。
道を切り開け!逃避ではなく!
本題。今回紹介させてもらうJぽっぷんレコードは、Takao and the view「スージー」「ロック・オン」でござぁーます!
(あ、杏蔵トバしよった。)
こいつは、日本の歌謡曲を聴きはじめた頃、ぼくの大好きなバンドの、エクスプローラーが似合う男として世界でも上位を争うお方が騒いでいてはじめて知りました。
あまりにカッコイイあのひとが
「Kaotic君、みゆきのサントラがやべぇよ!」
メトロン星人の幻覚タバコでも吸って気が違う感じになってるんじゃないかな、と正直思いました。
がしかし、そのコトバを信じて聴いたその時、まさにその意味を知ったのです!
そのサントラ、「みゆきのLovelyコレクション」に収録されているのが、この「ロック・オン」であります。
これは、知るひとぞ知る、コメジルシのつかないアメリカのSecrets(Rock Candyが有名)のような活きのイイいなせなロックンロールで、小躍りしちゃいます!
歌詞もVery Good!(マリ立花風)←わかるか!
「Heelをこわし、つまづくFloor O.K?
感じるだろう、Back Beat!」
オゥケェーイ?が、よいんだよ、ね〜。
さて、「スージー」ですが、こちらは、大都会東京の地下世界にて、ザ・ノウという結社を結成して毒を撒き散らしているHOMOくんから頂きましTa!!
叩かれても叩かれてもモグラ叩きのモグラのようにポゴダンシンをキメ、メゲないパンクロックン精神を持っているひとだ。
あのひとにおれは「クルってる」と言われたのが自慢のひとつ☆
クルわなきゃイカンねん。
俺達の世代だし、この世も終わりなんだから。(滋賀県の一部のひとはウケてください)
この曲は、イントロがSham69みたーな感じで血が熱くなり、拳を固めるが、ギー音入ると、イーターな小気味よいロックンなので、固めたコブシを緩め小躍りしちまう。
Takaoさんのボイスが良いんですね。ロックを知りたてのいたいけなKIDSみたいで。
今まさに聴いたりしていますが、いや〜、良いなぁ…。
一聴すっと中学生がカセットMTRにリズムマシンのデジタルビートと初期衝動をブチ込みねるねるねるねしたチープなロックンに聴こえるが、
ふざけるんじゃねぇよ!パワーポップだわこら!
頂いてから100回以上聴いてますが飽きない。
聴けば聴くほど、この曲の良さに引き込まれる!すごい引力だ。
こうでなくっちゃな。
たぶん探してもおいそれと見つかることはないレコードだけど、機会があれば聴いてみればよいですよ。
しかし画像に小さく見える、「ヴュー」だけルビ振ってあるの、イーターのアウト・サイド・ヴューが大好物なHOMO君の仕業ですか?だとしたらナイスです!違ったらエクセレント!
さて、冒頭の「ニワトリ問題」だが、「Takao and The View(ヴュー)」の、Takaoは苗字か?名前か?の「Takao問題」というのがあった。(気がする)
その議論については、クレジットを確認すると、(ボーカル・高尾 守)とあるので、「苗字だったんかよ!」と、議論は収束へとむかったが、
そこに「ニワトリ問題」の答えに関する手掛かりはなかった。


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