さて。アイドル音楽を本気で聴きはじめてけっこう経ちますが、トップ・ウォントだったレコードをやっとのことで手に入れました!
原めぐみさん/見つめあう恋(`82 TRIO)
なぜぼくが、アイドル音楽を聴くに至ったのかは、過去にも書きましたが、さらに書きます。
徹底して70年代や80年代のパンクやパワーポップを聴き捲りに捲った時、ある地点でぼくが聴いてイイ!っちゅーてる過去の時代のパワーポップは、その時代のその国のいわば「歌謡曲の隠れた名曲」でもあった、と勘違いするに至り、それじゃ日本でもそないなナイスな曲たくさんあるハズやんかいさー!と勘違いを加速させたら、楽しくなってきた、ちゅー次第。
レコード屋さんに行っても欲しいレコードが売ってなくてつまらなくなってきた、というのもありますけれど。
そうしてコツコツ自分なりに殿堂入りアイドル!を勝手に聴きまくり発見していったんです。
それがはじまった数年前のある日、浜大津アーカス内のつたやにある試聴機(今は撤去されてなくなりました)にて、様々な「アレ」を検索してガンガン試聴しまくっていたときに、「BRITISH BEATS!」ちゅー、英国ポップスをカバーしとる歌謡曲をコンパイルしたCDをみつけました。
それに収録されていたのでこの曲の存在を知り、携帯電話のメモ機能を利用してチェックしておきました。
後日、パソコンで検索してこのような素晴らしいジャケだと知り、
「こりゃー欲しいな!」
と思ったんですが、
それが長い旅の始まりでした。
散々レコード屋を探して、ネットでも探しましたが、ない!
みつけた時には売れてしまっていたりと。
先日、ネットで探していた時に見つかり、即メールして購入。
嬉しい、というよりも肩の荷がおりた、という感覚(笑)
さて。そないな苦労はひとには関係ないんで、その間にわかった詳しい原めぐみさんの見つめあう恋、ちゅーシングルの詳細を。
曲はもちろん、ハーマンズハーミッツの日本語カバーです。
ぼくの大好きなカーペンターズもカバーしていて、その中でも好きな曲のひとつだったので、楽しめました。
ただ、この曲は当時歌謡曲の中でも流行っていたように思われる「オールディーズ風ウォールオブサウンド」ちゅーやつで、こいつには賛否あると思いますが、ここはひとつ、理屈をこねず持ち前の軽薄さを発揮して、「メチャイイ!」とだけ申しておきましょう!
あと、余談になりますが(これが長い)ぼくが特にびっくりしたのは、プロデュースしたひとが、あのKIDSレーベルの仕掛人だってーことです!
中村俊夫さんという方で、なんと三遊亭円丈さんの恋のホワンホワンもこの方がプロデュースされております!!(これはかなりびっくりしました。)
あとこれはかなり重要なハナシなんですが、そのつながりでなのか、円丈さんのそれ収録のアルバム、リハビリテーションのカセットテープ盤(!)のみに、原めぐみさんの「離さないで」ちゅー名曲収録されちょるらしく、とても欲しい!!!!(誰かぼくにください)
今はこれを探しに探す旅がはじまったところです。
いやぁ、どんどん無駄な知識が増えてゆきます。ぼくはどこへ向かってるんだろう?
知らないけど突き進みます!!!ついてこい皆の衆!!!


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