80年代の中盤〜後半にかけて、東京、大阪、京都、神戸という地域にて同時多発的に盛り上がった、日本のモッズ〜ネオGSムーヴメント。
PHANTOM GIFT.HIGH STYLE.STANDARDS.THE BREAKERS.THE COATS.STRIKES.THE BIKE.MERSEY BEAT.BROOKS.BRIGHTON(後にMAD GANG)BABYS BABY.THE MODERNS.THE WINKSなど他にもたくさんのグループがいました。
詳しい説明は以下にて
http://www.coconutsdisk.com/kichijoji/?p=1938
http://www.coconutsdisk.com/kichijoji/archives/2007/01/_john.html
その中で、3年の活動期間中たった一枚の7インチシングルを残し、解散してしまった京都のTHE MAMMYSというグループがいます。
KILLED BY アイドル!青盤のハイライトに収録されている奇跡的名曲、「どうして僕を選んだの?」をPVCの溝に刻み残したTHE MAMMYSのドラマーであった黒田さんが、「タンブリーノ」というお店を経営されているという情報をキャッチし、盟友VON君とはせさん治てまいりました!
タンブリーノは、阪急出町柳駅から川端通りを南に歩き、今出川通りを東に入って数分歩いたところにあります。
店に入り、ふつうの客を装い、スパゲッティをいただきました。
イイダコのトマトソースを食べましたが、かなり美味しかったです。
2人でハートランドを飲みながら、食べ終わったところで切り出した。
「今日はちょっとした用事があって来たんですが…」
ネットでこの店の存在を知った事から、自分たちはマミーズのファンである、という事を話すと、相当びっくりされていました。
店内には、当時つくられたTHE MAMMYSのポスターが貼られ、BEATLESのレコードが額に入れて飾ってあったり、THE WHO.ROLLING STONESなどのポストカードが貼られ、60年代の音楽が静かに流れている中、話を進める。
一番気になっていた、当時の録音とかないんですか?という質問をしたところ、「ここにあるよ!」と、Born In The 1965と題されたMDを出してくれて、聴かせてもらいましたが、それがとんでもないシロモノでした!
ランブレッタのエンジン音からスタートし、飛び出してきたのは威勢のイイ、モロにザ・ジャム、ザ・バッヂの影響下にある日本語のモッド・パンク・パワーポップ!
さまざまなお話をお聞きしましたが、マミーズは当時ザ・ジャム、パープルハーツ(!)、ザ・バッヂが好きだったそうです。
ストレートでメロディーを重視した曲作りをしているな、と思ったら、その辺りに秘密があったのか!
THE MAMMYSは京都のモッズ第3世代にあたるらしく、初期の京都モッズはライブなんかでめちゃくちゃ暴れたりしていたそうで、恐れられていたとか。
当時ベイビーズベイビーとよくつるんでいた関係で、フラフープからシングルを出すことになったそうです。
個人的には85年〜88年というMAMMYSが駆け抜けた時代がこの辺りのバンドの一番面白い時期だったのではないかな、と思っています。
THE MAMMYSについて興味ある方も、ない方も、ステキなお店ですので京都にお越しの際は是非お立ち寄りください!
コーヒーとスパゲッティの店 タンブリーノ
604-8204 京都市 左京区 田中 下柳町 8-12 phone:075-761-9385
営業時間 AM7:30〜20:30(ラストオーダー20:00)
定休日:木曜日


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投稿者: Kaotic CREAMY MAMMYS
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