今年も明けましたね〜。
更新ないかしらん・・と見てくださってる方、ありがとうございまんもす!
年末はポップンロールやらライブなどありましたが、結局何も書けず〜やらないといけないこともたくさんあり書きたいことも書けないくらいありますが、まず昨年結局書かずにいた、たまさんのことを何度かにわけて書こうと思います。
2009年3月にこのブログにコメントを残してくださり、メールをやりとりするようになりました。きっかけは、ミントサウンドの小森さんがたまさんに伝えたことでした。
当時、どういう状況の中バンド活動をしていたか、好きな音楽、日常の些細なことなどやりとりする、ちょっとしたメル友状態だったのですが、結局会って話してみようということになり、4月のある日、上京し、下北沢・ぷあかうにてお会いすることになりました。
たまさんはソフトドリンクをのみながら、初対面にもかかわらず、共通の音楽の話題もあり、思わず楽しく話が進み、あっという間に時間が経ってしまったのですが、帰った後送られたメールには気になることが書いてありました。
「CHEESEの音探しをするに当たり、私にとっては人生難関を越えなければならない(笑) 事があり、
それでも、ミリや、小森さんと会えば 楽しくて。
勇気を出して当時からの問題を解決しようと決意しました。」
それが何を意味するのかは自分も聞くことはありませんでしたが、何らかの障害があり、CHEESEの音源を発掘することは、たまさんの人生においても重大な事であったのだと、察知しました。
「大袈裟ですが、人生変えて行く後押しをして下さり、感謝いたします。」('09 4/8)
と文は結ばれており、「自分は会って話をしただけなのに、大袈裟な〜!」という内容のメールを送っていた記憶があります。
たまさんにはいわゆる赤盤・青盤をその時お渡ししたのですが、こういう感想のメールが。
「件名:で、 ビーツ ですがかなり好き
本文: 最近 青のビーツばかり聴いています。
罪ですね、子宮直撃とでも言いましょうか。
あんなイントロ聞いた日ににゃ とろけちゃいます。
歌詞も
サヨナラは言わせない→言われて〜
この手に君をさらうのさ→さらわれて〜
夜明けが窓を叩くまで→押し倒されて〜
罪を重ねてしまいそうな、切ない アマ〜イ
家には帰れない
そんな感想です」('09 4/16)
子宮直撃!っつーハードコアな感想に、自分はツボにはまった!という内容のメールを返信すると
「ビーツの事、えー 受けた 真面目に
最大限の表現したのに。凄い好きになったのに
16年ぶりの恋したみたいな
早くあのCD 世に出して下さい!絶対買います。
連れて行って下さったお店は、心地良かったですよ。 気の利いたお店でしたよ。
今度は私お酒飲みます!
酔わない程度にね。」('09 4/8)
その当時、自分は交通事故(トラックに頭から突っ込むも、奇跡的に打撲のみ)で休職し、復帰したもののすぐお払い箱になり、生活も不安定に。そんななか、はげましメールが。
「元気で暮らしてますか? 溺死してますか? 心配しております。
生活が安定しないとの事で、あぁ近畿地方も厳しい就労状態なのかと、ため息が出ます。
私は派遣社員の為、5年も勤めていますが、危ない状態が昨年から続き、お気持ちお察します。頑張りようの無い世の中ですが、髪を振り乱し、16年間強硬突破して来た私が言えるのは、
大丈夫ですよ!です。薫さんは 一つに絞り切れていないでしょうが、やりたい事があるから、大丈夫
パワーポップ ずっとなんだろうと 頭の中にあり、今の所、ニューヨーク・ドールズ?チープトリックの甘い罠かな と 笑っています。
たま」('09 4/16)
自分は性格的に悪いところがけっこーあり、そのひとつが自分を責めて内罰的になり、外の声も受け付けず、悪いほうへ向かってしまうんですが、そういった性分も見抜いていたのか、
「追い詰めちゃ だめですよー。 せっかく生まれたんだから、何にも手につかない自分も、いいじゃないですかー。」('09 3/27)
という、さらっとなだめてくれるメールをくれたこともありました。
たまさんはぼくのことを気に入ってくれていて、それとは逆に、誰でもできるはずのことも満足にできないところも察してくれていたのか、
「かおち君 私がかおち君を絶賛するのには、訳があります。意図が無く、それは天性です。そう言う方を 音楽 踊り 陶芸、絵画、などで時々お見かけします。 本人達は 生き難しく感じているようですが、神様から受けたスペシャルです、
楽しみ生きて下さい。
」('09 6/5)
というメールをくれ、励まし続けてくれていたのです。(そんな大したものがあるかどうかは自分はわかりませんが)
つづく

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