コゲが逝ってしまってから、
読み返してたブログの過去記事。
ある日には懐かしさの余り数ページ。
またある日には一気に見てしまうとダメと思い、
大事に1ページだけ読んだ。
それもとうとう、
コゲが倒れた日に辿り着いてしまいました。
読み返して気付く。
コゲと散歩してた日々は、
コゲの些細な変化にオドオドし、
調べて解らない事があれば、
コゲにはいい迷惑だっただろうけど、
即病院に連れて行ってたんだなぁ。と。
私にとってはコゲは初猫。
今でも猫熟練度が上がったとは思えません。
学生の頃獣医を目指した事もありましたが、
獣医学を学んだ訳でもありませんから、
自分のモヤモヤを晴らす意味でも、
病院へ連れて行ってたんだと思います。
それも、コゲが散歩に行ってた時迄。
ある日を境にコゲは「散歩?」と声を掛けても、
「もういいよ」と行かなくなりました。
ご飯も毎朝食べてたのが徐々に朝食べなくなり、
1日の大半を寝て過ごす。
一見穏やかな日が続いていました。
テリトリー意識なくなっちゃたのかな?
そう思えど、庭に他の猫が来ると、
尻尾を膨らませ「ニャーッ‼」と怒っていました。
散歩も行かないし、殆ど寝てるし、
食事量が減っても仕方ないか…。
コレが老化なんだろうなぁ。
それでも、ご飯もの要求や、庭に出たい時は、
「ニャーニャー」と鳴いて訴えてました。
その内キャットタワーにも乗らなくなり、
2階へ上がる回数も減り、
ベランダや納戸の窓から外を眺める事もしなくなりました。
囲まれた庭に出て、
お気に入りの発泡スチロールで寝る。
添い寝は続いていたけど、
膝の上に乗るのは減っていきました。
お気に入りのブラシを私が持つと、
「ブラッシングしてくれ」と、
私の手の届く位置に、
ブラシを持つ私の手に、
すりすりして甘えてきてました。
少し寂しさはあれど、本当に穏やかな日々。
散歩に行かないのが当たり前になった頃。
今にして思えば、その辺りからコゲを注意深く見てなかったんだと思います。
コゲはコゲで何等かのアピールや意思表示していたんだと思います。
「ニャーニャー」鳴いても私にはコゲの言葉の全ては理解出来ません。
コゲは私が言う言葉の大半は理解してたと思います。
平穏に過ぎてゆく日々が当たり前になっていたんだと思います。
これは私の慢心だったのでしょう。
散歩に割かれてた時間から解放されたのもあると思います。
ちゃんと見てやれてなかった。
時に私も波があります。
コゲがご飯でも庭に出るでもなく、
「おトイレしたよ」の合図でもなく、
人から見たら無駄鳴きな時に、
「うるさいよっ!」と叱った事もありました。
きっと何かを訴えていた筈なのに…。
そこだけは後悔が止みません。
結局コゲの病名は解っていません。
解剖なんてしませんし…。
5月に倒れた時は採血も出来ませんでしたし…。
PCが壊れ、ブログも放置になり、
すっかりコゲの写真も減り、
それと平行する様に注意深く観察しなくなってた。
放置してた故、
今では毎日更新してた頃に比べて、
お越し下さる方は激減しましたが、
毎日とは言いません。
週に1枚。月に1枚でも、
皆さんの愛猫を撮り続けて下さい。
似た写真になっても構いません。
そして去年の過去の写真と比較して見たりして下さい。
何か気付く事があるかも知れません。
今の当たり前は永遠には続かないのですから…。
スマホに変えて1年半の私。

2016/03/16
強引に久し振りに散歩へ連れ出した

2015/12/02
スマホに変えて最初に撮ったコゲ
往年の風貌はなく、すっかり老猫
目の輝きも弱くなってます。
この頃にはコゲも身体が以前の様に動かなく、
しんどかったんだろうなぁ。
少なくなったものの、
毎日カリカリ一皿と猫缶2/3は食べてたし、
年に1〜2回は病院に行ってたのに…。
皆さんは私と同じ轍を踏まない様に

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