また母から実家の犬(スコティッシュテリア)の散歩を頼まれました
今日の夕方&明日の朝夕の計3回
足取り重くもう直ぐ最寄りの公園へと差し掛かった時
幼女の手を引く女性が私を見てハッとした顔をしました
私の記憶の中でも懐かしい顔のその女性
「お久し振りです」
同時に口を開いたのでその言葉は飲み込まれてしまいました
「シシマル元気?」
「最近全然見掛けへんってうちの旦那が言うててん」
一瞬言葉に詰まりましたが
「この6月に亡くなってしまったんです…。」
そう伝えると私はまた涙目になっていました
コゲの死去を聞いたその女性も涙目になりながらも
気丈に明るく話し掛けてくれました
コゲが未だ前飼い主さん家の猫になる前
流れ猫だったコゲにご飯と寝床の世話をしてくれてた方です
当時若Tさんが住んでた家は借家でペット禁止だったので
動物好きながら堪えて敷地に寝床を置いてご飯をあげてくれてたそうです
人懐っこいコゲを家に入れたかったけど情が移ると別れが辛くなると
入り込まない様に でも気に掛けて世話してくれてたのです
未だ虚勢前だったコゲが彼女と一緒にご飯貰いにきたり一緒に寝てたのも見たそうです
コゲが未だ自由な外猫だった頃も
小腹が空いたら若Tさん家の窓越しに「ニャー」と催促に来ていたそうです
それ故にコゲがリード散歩になってからも
コゲは散歩中よく若Tさん家の前で粘る事もありました
ここが若Tさんが住んでた家やねん
その若Tさんは2008年06月に引っ越してしまいました
引っ越したと云ってもうちが起点だとほんの少しだけ遠い場所
でもそこはコゲのテリトリーの外でした
なのでコゲは引っ越し先の若Tさんの家を知りません
若Tさんのご主人がコゲを気に掛けてたのは
ご主人がうちの近くの月極め駐車場を借りていて
コゲがリード散歩しているのを見ていたからなのです
その散歩姿を見掛けなくなって
タイミングが合わなくなったのかと思っていたそうです
奥さんの話ではご主人も大の動物好き
ご主人とはコゲの散歩中に出会っても会釈する程度でしたが
本当は構いたくてウズウズしていたのかも知れません
でも若輩者の私の前でデレる姿を見せるのは恥ずかしかったのかも…。
なんにせよ気に掛けて戴いてたのが嬉しいのです
受けたご恩は忘れへんで!
また泣いてしまった
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