昨日はコゲの一周忌でした。
かと云ってお坊さんを呼んだりとか大層な事はしていません。
でも、昨日は独りで居る時間に何度も何度も泣きました。
コゲと出逢えて一緒に過ごした時への感謝はあるのですが、
やはりコゲが居ない寂しさの方が勝ってしまいます。
敢えて忙しくなる様に自分を追い込み、
保護した猫達の子育てをしていますが、
それでも何もしない時間と云うものは生じてしまいます。
1年経ちましたが、そんな時間はやはりコゲを思い出してしまいます。
コゲと出逢ったあの日の様に、つい窓から庭を見て、
コゲが居ないのにコゲ捜してしまいます。
近所を歩いても、共に過ごした頃のコゲの姿が見えてしまいます。
猫初心者で猫への知識も皆無だった私。
コゲはそんな私と共に暮らす事を選んでくれたんだ。
こいつ、儂が付き合ったらな、一生猫に無縁やな
そう感じて来てくれたのかなぁ。
色々ありました。
理不尽な事も、楽しい事も、ヤキモキする事も…。
コゲと暮らす前から小物を飾っていましたが、
コゲは一切荒らす事もしませんでした。
虐待による傷を負ったこむぎを、私が頼むと連れ帰ったり、
そのこむぎの四十九日迄、毎朝晩のお供えの際に一緒にお参りしてくれたり、
なかなか懐つかない紅茶に教育的指導をしたり、
何度もホンマは猫の姿を借りた人間ではなかろうか?
そう思う事も少なくはありませんでした。
きっとまだまだコゲを想い涙する日は続くと思います。
でもね、今はそれでいいともう開き直りました。
それだけ大きな存在だったんだから。。。
当たり前に過ぎて行く日常。
その当たり前を当たり前と思わず、
その日、その日、今この時を大事にしないといけない。
そんな考えが今更ながら改めて強く芽生えています。
まだまだ泣く日があるので容易くはないですが…。
コゲに感謝
このブログを通してコゲを知って下さった方々にも感謝致します。

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