2006/8/13

自己免疫性疾患  療法関連

 本来は外敵を攻撃する役割である免疫機能が、自分自身の身体を攻撃する病気を「自己免疫性疾患」と呼びます。膠原病という言い方もあります。リウマチや自己免疫性肝炎などが有名です。原因不明とされ、完治しない難病として認識されています。

 西洋医学では、病気を「身体の故障」として認識しています。しかしその多くは、体内毒素の排出や、調整に伴う現象です。例えば発熱や炎症などの症状は、毒素を処理、排出します。人間の身体にとって避けるべきは、機能停止、つまり「死」です。身体は死なないために病気になるのであって、病気のために死ぬわけではありません。病気を使ってもどうにもならかなった時に、人間は病の果てに死を迎えるのです。

 自己免疫性疾患は、病気を故障として捉える西洋医学においては、「免疫機能の故障」です。イメージとしては、人間の身体という機械でプログラミングにエラーが発生し、攻撃してはいけない自分自身を攻撃し始めているような感じでしょうか。ですから措置としては、免疫機能を弱めるようにアプローチします。
 体内の毒素は、絶えず蓄積されます。これを処理するためには、どこかに集中させる必要があります。これが病気であり、病気とは毒の出口でもあるのです。自己免疫性疾患の場合は、攻撃対象に毒素が集められている状態なのですが、これが解明できないばかりに短絡的に免疫機能の狂いと位置づけてしまっています。これでは、完治しなくて当たり前です。治すどころか、身体が良くなろうとしているのを邪魔しているのですから。

 しかしそれとは別に、プログラムの故障という側面が強いケースもあります。これは比較的、西洋医学の考え方に近いかもしれません。けれど免疫機能の故障ではなく、身体としてみれば、「その行為が自分の生存に有利になる」と思い込んでいるのです。
 この場合には間違った思い込みを、正しい認識に切り替えてあげる必要性があります。機械的なイメージでの故障ではなく、精神的な意味での逸脱が背景にあります。



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