2008/12/18

悪い姿勢 重心位置  健康関連

 姿勢が悪く、例えば猫背の人がいます。この人の姿勢を良くするためには、どうすれば良いのでしょうか? 大多数の人が、意識的に背筋を伸ばして、胸を張るようにすれば良いと考えます。勿論、猫背が治るという見た目の改善で良いなら、それでも正解です。けれど何故、猫背になってしまっているのか? この原因については、何も考えられていません。ただ丸まった背だけを考えて、それで終わってしまっています。

 では正解は? 回答は「重心を正す」です。猫背になっている多くの方の重心は、爪先よりに偏っています。爪先よりに重心が傾いていると、そのままでは前に倒れてしまいます。ですからそれをカバーするために、腰を少し後ろに引きます。体重が後方に分散されるので、バランスが取れます。この状態では、背は丸めていた方が楽な姿勢です。皆さん、試してみてください。
 そして次に、体重を踵にかけます。ふんぞり返るような姿勢になるため、背筋が反ります。このままでは後ろに倒れてしまうので、今度は逆に腰とお腹を前に出して、バランスを取ります。

 ここまで書くと、勘の良い人は既に正解にたどり着いています。猫背になる人は、重心が前で腰が引けています。重心が後ろ過ぎても、腰を前に突き出します。その間の、丁度良い重心で立つ事が、正解なんです。この位置がどこかと言うと、土踏まずの踵よりの場所です。距骨の上に立つイメージです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B7%9D%E9%AA%A8
(距骨 ウィキペディア)

 距骨の上には、頚骨があります。これは二本並行してある脛の骨の、内側の太い方です。この太い骨に乗っかるように立つのが、人体の構造上、最も負担が少なくて済みます。

 重心を足の内側、土踏まずの踵よりに移してみてください。その位置に体重を最も感じるようにして調整します。太い頚骨に乗る事が出来たら、全身の力を抜いてください。前重心や後重心の時にこれをすると、倒れてしまいます。ですが今なら、力を抜いて楽に立てるはずです。もし倒れそうなったら、重心の位置が違っています。
 ここで背筋がどうなっているか、観察してみてください。おそらく楽に力まない状態で、すっと真っ直ぐになっているはずです。逆に、猫背にしようとしてみてください。辛いと思います。力を抜いて解放してあげると、またすっと背筋が真っ直ぐに戻ります。

 猫背になってしまう原因の根本は、重心位置の誤りです。誤った重心で立っているから、それをカバーするために、背を丸めてバランスを取っていただけなのです。その重心を正さず、見た目だけの解決をしようとすれば、力を入れて踏ん張らないといけません。これでは余計な緊張から、何時か身体をおかしくします。
 姿勢が良い状態というのは、本当は一番楽な状態で、いくら立っていても疲れないものです。


※猫背の原因については、精神的な要因、腹部の緊張など、他のものも考えられます。もしくは、それら複合的なものです。上記のものは、多数に当てはまる一般論として認識してください。 



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2008/12/12

自分に価値をつける  主張

 手首の角度を固定しながら、肘を内と外に回旋させる事が出来ますか? おそらく殆どの人が、手首も同じ方向に動かしてしまうはずです。なぜならこの動きが日常生活の中では皆無に等しく、人体の構造上は可能であっても、動かし方を知らないからです。
 では今度は、掌を何かにべったりと付けて固定して、肘を内と外に回旋させてみてください。ほぼ全員が出来ると思います。何度かその動きを繰り返して、手首を固定しながら肘を回旋させる感覚、動かし方を覚えてください。感覚が掴めたなと思ったら、掌を放して宙に浮かせて、チャレンジしてみてください。今度は、何となく出来る人も出てくるかと思います。出来なければ、再度掌を付けて固定して、出来るまで練習します。
 これが出来るようになると、腕を使う作業全般において、器用さが向上します。

 今日の気功教室で、生徒さんに、このエクササイズを教えました。経絡を刺激していく施術の際に、有利になると考えたからです。人体に平らな部分はありません。常に異なる三次元の曲線を相手にします。その際に、腕を自在に操れる有利さは、言うまでもありません。
 勿論この他にも、肩甲骨の稼動や重心移動など、身体の動きは複合的なものです。これさえ出来れば良いというわけではありません。またこれらが出来なくとも、小手先でも同じ作業は出来ます。ただ効果において、深さが変わってきますし、経絡に対する認識の深さにも影響を及ぼします。

 小手先の技術は、誰でも簡単にコピーが出来ます。形さえ真似れば、それで成立してしまうからです。これでは仕事の武器として、大したアドバンテージにはなりません。
 これが逆に、人体のあらゆる曲線に対して、柔軟に即座に肩甲骨、肩関節、肘関節、手首の角度を調整できたとしたら、どうでしょうか? そんな芸当は、簡単には真似できません。最初にご紹介した動きさえ、練習なしで出来る人は殆どいません。また真似ようとも、何が行われているのか、深い部分には到達できないでしょう。

 自分に価値をつけるというのは、例えばこんな事の積み重ねだと思います。これからの日本は、自分という存在に如何に価値を付けていけるのか? 如何に本物になれるのか? がテーマになります。



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