2009/1/29

女房子供が帰ってきた(^−^)  日常

 約一ヶ月間、実家に戻っていた妻と双子の子供達が、先日ついに帰ってきました。迎えにいった時に、上の子に完全に人見知りされ、顔をじっくり確認された後に大泣き。覚悟はしていましたが、淋しいものです。どこかに覚えていてくれて、顔を見たらニッコリと笑って喜んでくれる期待もあるんですよね。
 でも今はもう慣れて、子供達とも元通りの仲良しになりました。

 帰ってくるというので、家を念入りに掃除。僕基準では結構、綺麗にしたつもりだったのですが、妻基準では落第点。帰る早々、殆ど全部をやり直されてしまいました。

 妻と子供が近くにいると、何かとモチベーションが上がります。



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2009/1/4

天才 柏原竜二!  スポーツ、運動

 皆様、明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。より一層、精進していきます。
 今年は早々に、箱根駅伝で大きな感動をいたしました。ブログのスタートは、箱根駅伝MVPの柏原竜二くんです。
 
 今年の箱根駅伝で、素晴らしい選手が登場しました。東洋大5区の柏原竜二くんです。テレビで生観戦していたのですが、大物ルーキーという触れ込みに、僕は注目しました。そしてその走りを見た瞬間、他の選手とは全く次元の異なるフォームに、驚愕しました。最初の印象は「身体の使い方が、抜群に上手い子だなあ!」でした。
 そのフォームに注目すると、身体全体を高いレベルで連動させて、推進力に変換しています。最初から走りという行為のイメージが、次元の違う位置にいます。脱力も理想的です。少ないエネルギーで、推進力を生み出し続けた結果は、山の神と言われた今井を凌ぐ区間新記録。あの走りは、アマチュアランナーでも真似る部分がある、素晴らしいお手本です。柏原選手の走り方、フォームについて、考察します。

 実況の方が柏原選手のフォームを、「腕を大きく振って」と表現していましたが、これは違います。腕を振ってその反動を利用しているのではなく、体幹部をスライドさせた結果、腕は振られている状態です。力んだ時には、腕を振る意識に変わる場面もありますが、基本的には腕の力は抜けています。この体幹部のスライドも、他の普通の選手とは、訳が違います。他の選手が体幹部をスライドさせる際には、極端な話、上半身という大きなブロックの塊を丸ごと大雑把に動かしています。しかし柏原選手は、上半身全体ではなく、肩甲骨を分けて動かしています。その肩甲骨の動きが骨盤の動きとしなやかに連動して、体幹部の力を効率的に推進力に変換しています。
 そのフォームは、まるでボクサーのシャドーで、フックを交互に打ち続けているように見えます。肩甲骨が上半身全体から分離して稼動し、グッと前に出るフォームです。右足が前に出ている時に、左肩甲骨が前に出ます。もし上半身全体が一つの塊になって、これだけ大きく動いてしまえば、身体がブレてまともに走れません。頭とへそを前に残したまま、肩甲骨だけを分離してスライドさせられるから、その反動を推進力に出来ます。
 体幹部と四肢とでは、体幹部の方がより強力な筋力を発揮させられます。体幹部を上手く動員できればできる程、より強い推進力をより少ないエネルギーで実現できます。そのため、一見すると軽くランニングをしているかのような力の抜けたフォームでも、爆発的な推進力で坂道を駆け上がっていけます。
 勿論他の選手も、体幹部と四肢とを連動させて走っています。しかし体幹部と四肢、上半身と下半身との連動性が柏原選手と比較して低いレベルであるために、四肢を主動にした走りの側面を残さざるを得ないのでしょう。その走り方の印象は、比較すればどうしても、四肢主動、上半身と下半身との分離を感じさせます。

 また全身の連動性が高いために、ブレーキが強くかかる前に、次に前に進む運動に繋げていけるのも、大きな利点です。体幹部を主動にしたフォームは重心が高く、大腿四頭筋に頼る割合が少なくなります。足を前に出せば、それでもどうしても、大腿四頭筋によってブレーキがかかります。ブレーキをかけなければ、前につんのめってしまいます。それを柏原選手は、片足が前に出ている時には、既にもう片足を前に出して入れ替える準備が上半身によって完了していますから、ブレーキをかけずとも、走るという動作を継続できるのです。これを他の普通の選手がやろうとすると、同じレベルで連動性が取れていないがために、走り自体がスケールダウンしてしまいます。大きなストライドによるバランスの崩れをフォームで吸収できず、ストライドを小さく取る事によって、帳尻を合わせる形になります。
 
 そして印象的なのは、他の選手が背筋を綺麗に伸ばして胸を張って姿勢を良くして走っているのに対して、柏原選手は身体を無理に立てる事なく、柔らかく丸く使っている点です。
 この身体を丸く使う印象は、肩甲骨をグッと前に出す使い方に拠るものです。他の選手は、バランスを崩さないように、綺麗な姿勢で安定させて走ろうとします。しかし柏原選手は、肩甲骨をグッと前に押し出す事で、このバランスを意図的に前に崩します。崩れたバランスを補正する動き、肩甲骨と足の組み換え動作が、そのまま走る動作になっています。筋力で地面を蹴る推進力に加えて、重心を前に崩す勢いと慣性も推進力にしています。
 他の選手はバランスを取った上で、安定した状態で走っています。しかし柏原選手は、バランスを前に崩しておいて、それを走る事で補正してバランスを取っています。これは大きな違いだと思います。

 東洋大の佐藤監督代行が、こんなコメントを残しています。

>「フォームがいい訳じゃないけど、力強さが違う。馬力で行くような感じ。体が強いから、故障もしない。山の神を超えちゃったら、何て言えばいいんだろう」 

 マスコミを通じた情報ですので、佐藤監督代行の真意を推し量るには限界があります。それを前提にして考えても、佐藤監督代行、陸上界のプロでさえも、柏原選手の走りは常識を超え、理解の及ばない領域であると伺えます。結果が出ているのですから、フォームは良いんです。悪いフォームで、区間新記録は出せません。野球であれば、フォームが悪くても、まぐれで一本や二本のホームランは打てるかもしれません。しかし決して、ホームラン王のタイトルは獲得できないでしょう。陸上競技の至高の目的は、勝利とタイムです。結果が出た以上は、それが正解なんです。もちろん、より良い正解が隠されている余地はあります。それが技術の進歩です。区間新という現実は、現段階での最も正しい解答なんです。まぐれで記録は出ません。

 佐藤監督代行は、「力強さが違う。馬力で行くような感じ」とコメントしています。これは身体の使い方が抜群に上手く、体幹部の馬力を推進力に変換するセンスと能力が段違いである事実を物語っています。それを支えているのが、全身の柔軟性を土台にした高いレベルでの運動連動性にある事は、何度も書きました。
 走り方が根本から違うからこそ、表面的には「フォームが良いわけじゃない」ように見えるのです。ただその運動の奥底に目を向ければ、高いレベルでの合理性がそこにはあります。ですから表面上だけを真似ても、同じようには走れません。ただ動きがバラバラになるだけで、まともに走れなくなるでしょう。インナーマッスルである大腰筋を大きく利用した運動であり、これを中心にしなければ、全体として統制が取れません。

 ただ気になる点は、下り坂が極端に苦手であった事です。これは下り坂用のフォームと感覚を磨いていけば、大きな弱点とはならないと思います。連動性を縮小して、重力によって落ちる推進力とのバランスを取り、足の回転に比重を置けば良いのではないかと考えます。
 肩甲骨を上半身全体から分離して稼動させ、グッと肩が前に出るのが、前にも書いたように大きな特徴の一つです。常にバランスが前に崩れる形になり、これが推進力に変換されます。これを下り坂でやろうとすれば、身体が落ちすぎてしまい、バランス補正が間に合いません。下り坂が苦手であると柏原選手本人も自覚しているようですが、もしかしたら、自分自身がどう走っているのかを頭では理解していないのかもしれません。ただ速く強く走る事だけを意識して、今の形なのかもしれません。理詰めではなく、ただ速く走るという発想だけで身体が正解に到達できるのだとしたら、天才としか言い様がありません。

 素人がこんな物言いをするのは傲慢ですし、大変に失礼だとは思うのですが、今後の選手生活において、彼を理解できない人間によって、彼の才能が潰されてしまわないよう、願うばかりです。大きく花開いて欲しいです。



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