2010/12/16

10分の1 と 1分の1  気功教室

 治療家として売れっ子になってくると、1日のスケジュールも忙しくなってきます。1日に1人だけの患者さんなら、その人に真剣に向き合うでしょう。けれどこれがもし、10人だったらどうでしょうか。
 一人あたり1時間なら、合計10時間の治療時間になります。この全てに対して、同じテンションを維持するのは容易ではありません。
 一人一人に真剣に向き合うのではなく、流れ作業的にソツなくこなしてしまう部分が出てきます。また売れっ子になる位の経験とスキルがあるので、それが逆に出来てしまうんです。

 治療家にしてみたら、その患者さんは10分の1の存在かもしれません。けれど患者さんにしてみたら、1分の1なんです。
 インターネットで自分に合う、期待できそうな所を検索して、貴方の治療院を見付けてくれたとします。書かれている物はすべて目を通して、ブログにも何日か通ってくれて、ツイッターでのつぶやきもフォローをして、いよいよ電話で相談。そこで人柄も良さそうだし、話の内容もしっかりとして納得できたし、「行ってみよう!」と決意したのです。
 この前段階では、症状で悩んできた数年間があったり、もっと前に遡ると家族に祝福された出産があります。将来の希望をこめて名前が付けられ、懸命に育てられてきました。一人立ちした後にも、当然、ストーリーがあります。人に歴史ありです。
 そんなストーリー全体が背景にあって、その人の人生に参加をさせて頂く。これが治療家だけでなく、全ての仕事にある基本中の基本です。星の数ほどある競合の中から、期待され選ばれたのです。
 でも治療家には、これが見えません。見えるのは「電話をしてきた新しい患者さん」で、存在感としては「今日の予約10人のうちの1人」になってしまいます。
 これは仕方ありません。気を抜けば、誰だって、自分の視点でしか物を考えなくなります。この場合の気を抜くというのは、忙しさに頭を奪われるという事です。自分の視点ではない部分で物を考えるというのは、想像力を発揮させるという事です。

 そこで気功教室では、こんな風に伝えています。
「全ての患者さんを、自分の親か子どもだと思って接してください。しかも今日で遠方に離れ離れになってしまい、これが最後の治療になるかもしれないような状況です」



一義流気功 心と身体、生き方の総合気療
http://www.ichigiryu.com/

一義流気功教室 普通の人が出来る外気功術
http://www.healing-t.com/

一義流筋力補正法 オリンピックから草野球まで、運動能力の強化
http://www.kin-hosei.com/

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