2011/10/5
異常反応がなくなると、自分の心に興味がなくなる。
心のエラー、異常反応がなくなると、自分の心に関心がなくなってきます。何故でしょうか? 問題が消失してしまうからです。自分の心への関心の正体は結局、そこにあった問題や課題だったという事です。
そうすると今度は自然に、関心が外側に向いていきます。
これは僕自身の体験でも、確信をもって言えます。
このような話を、昨日、出張先の患者さんと交わす機会がありました。それまで何十冊も貪るように読んできた、人間の心についての本から、いつの間にか関心がなくなったそうです。そしてその分、外側に目を向けるようになったと仰っていました。
他にも「精神的に落ち込んでも立ち直りが早くなった」「切り替えが速くなった」といった実感をお持ちでした。
僕が見ても、思考と感情が大幅に改善した様子が判りました。
さて異常反応はそもそも、本人が気づかない部分から、
・思考回路
・感情の反応パターン
を歪め、狂わせます。
理性によってそれを常に監視し、コントロールしなければならず、自分の心に意識が向き続けるのは当然です。より正気を保つために、絶対に必要な姿勢なのです。
では心理学やスピリチュアル、または個人的な経験談などによる【心のための話】には、どの程度の意味があるのでしょうか。
もちろんそこには、誰かの成功事例が背景にある訳です。ですから相性が合えば、効果もあります。
但し、異常反応を解体して0にしない限りは、元凶が残り続ける結果になります。一義流気功の他に、それを完全に解体する体系は見当たりません。ただそれでも、前進はしますし、常に良い状態を維持するのは可能です。
次回は【心のための話】の実用性について、お話をします。
一義流気功 心と身体、生き方の総合気療
http://www.ichigiryu.com/
一義流気功教室 普通の人が出来る外気功術
http://www.healing-t.com/
一義流筋力補正法 オリンピックから草野球まで、運動能力の強化
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