さて、大阪です。
当初は単に桂ぽんぽ娘とでも会うか?などと思っていただけなのだが、出発一週間前に鯉朝アニキの会のゲストで来ていた笑福亭たまさんと打ち上げで話していると、
「兄さん大阪にくるんやったらぼくの落語会に出ませんか?」
などという不意打ちをくらい、あっという間に話が決まってしまった。
とりあえず朝7時に大阪に着いてしまって途方にくれるオレ。
まずは風呂にでも入るかと思い、サバイバル能力を生かしてタウンページを手繰る。
無事西心斎橋で入浴を済まし、休憩室でちょいと仮眠。
道頓堀付近は二度来ているが、観光精神は旺盛である。



たまたま知り合ったAさん(大阪人)に半ば無理やり新世界を観光案内させてしまう。
夜はなんばでたまさん、ぽんぽ娘と合流、Aさんの友人Kさんも合流。
ふと思い出して大阪プロレスのえべっさん、アジアングーガーの両選手にも連絡を取ったのだがこちらの不手際もあり再開は果たせず、えべっさんホントすんません。
カラオケで「浪花恋しぐれ」「大阪しぐれ」「大阪ストラット」等を熱唱。
この日、ただのおのぼりさんである。
ほぼソース味のものしか食わなかったし。

割引券をもらったので昼間のサウナに泊り、翌日は自分に心の余裕を見せるため安倍晴明神社と四天王寺(何故か境内に女子高がある)を観光。

だんだん落語会が近づいてくる。
会場は「高津の富」の舞台、高津神社。
大阪で東京落語をやるということは、中国に行って靖国参拝してますと言うようなものである(?)
でもまあほぼそんなこともなく何とかなりましたが。
終演後はたまさんとお囃子の絹代さんと飲む。
カキフライが出てきて何気なく聞いてみた。
鯉「タルタルがない場合、醤油とソースどっちかけます?」
た「僕はウスターかなあ」
絹「あたしはウスターよりとんかつソース。カゴメかなあ」
た「カゴメはなんか辛い気がしますわ。僕はイカリやなあ」
絹「あたしはイカリのほうが辛い気がするわ」
鯉「??中濃?」
た「中濃てなんですか?僕はとにかくイカリのウスターですねぇ」
絹「あたしはカゴメ」
あんたたちどれだけソース好きなのっ!!醤油の立場は!?
その後は無事ソースから離れ、東西の落語について語り合い楽しく過ごしました。
翌朝たま宅から新幹線で東京へ。
大阪で食べたもの:
お好み焼き4種、たこ焼き3種、焼きそば、串カツ(串揚げ)多種、きつねうどん、金龍ラーメン、フーチャンプルー(なぜか)、ずり(砂肝)、鰯丸干し、蟹甲羅揚げ、カキフライ、酢キャベツ、est...
今回わかったこと:
・大阪は怖いところではない
・大阪人には好きなソースの種類がある
・通天閣はロボットである
・大阪は外国である
以上。次回東京篇。


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