池袋の8日目、ヒザ(トリの前の色物)を勤めるナイツ。(トリはおれ)
塙さんが先に来て着替えて一人で悠々としている。
伝「土屋さん遅いっすねえ」
塙「出番あるのわかってるから大丈夫ですよ」
高座には楽輔師匠が上がった。
ナイツはこのあとの出番だ。
伝「連絡した方がいいんじゃなすか?」
塙「大丈夫ですよ、来ますから」
出番10分前。
伝「本当に大丈夫ですか!?」
塙「ちょっと遅いですねえ。電話してみましょうか」
寄席は前の出番の人が高座に上がる前に来なくちゃいけない。
ちょっとどころではない。
電話をしている塙氏、
「え!?忘れてた!?今どこ?中野ぉ〜!?」
というわけで、こんなナイツになりました。

楽輔・塙のヤホー漫才。
器用につっこむ楽輔師匠に爆笑の客席。
足りない時間は曲芸の正二郎さんが二度上がりでつないでくれて無事?トリにつなげてくれました。

終演後、やっと到着して平謝りの土屋氏と、連帯責任という言葉を知らなそうな陽気な塙氏。
楽輔師匠、正二郎さん、つなぎありがとうございました!
池袋の翌日は日本橋亭。
ゲストは鶴光師匠とマジックジェミー姐。
今回の鶴光師匠の楽屋噺は鯉昇一門に合わせてか、酒癖の悪い上方芸人の話。
口上では珍しい「大阪締め」で締めていただいた。

感無量!
お世話になった師匠方、お手伝いの皆さん、そしてご来場いただいた大勢の皆様、誠にありがとうございました!!
真打披露ももう少し、来月頭に上野広小路亭と国立演芸場です。

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