伊豆は首都圏から最もお気軽に行ける行楽地だ。
交通の便も良くて、新幹線で熱海か三島、そこからそれぞれ東海岸沿いに下田まで、内陸を通って修善寺まで私鉄で行ける。
鉄道沿線でも様々な顔を見せる伊豆ではあるが、その先がまたさらに伊豆の本領発揮と言えよう。
地理的には天城連山周辺と南伊豆、そして西海岸がそれだ。
とにかくのどか、そして風光明媚なのである!
修善寺出身のおれが言うのだから間違いない。
というわけで、西海岸中央に位置する西伊豆町。
ここで昨年の11月21日からこの1月31日まで、「
西伊豆町ケータイスタンプラリー」なるイベントをやっているとのことである。
これ、おサイフケータイを使ってスタンプを集め、ネット上で景品と交換できる、というものである。
スタンプは3種類で、各地区に設置してある“エリアスタンプ”、宿泊施設でもらえる“宿泊スタンプ”、飲食店や土産物屋でもらえる“飲食自慢品スタンプ”。
スタンプ3個でもれなく4ヶ所ある町営温泉の入浴券が、抽選で宿泊券や地元の名産品がもらえるのだ!
今回はエリアスタンプを中心に観光をしながら西伊豆町を回ってみた。
まずは朝イチで新幹線に乗り、三島から伊豆箱根鉄道駿豆線で修善寺へ、駅前でレンタカーを借りてドライブ開始。
下田街道を天城方面へ南下、「出口」交差点を右折し、船原峠を超えて土肥、海岸沿いを更に南下して、西伊豆町は堂ヶ島へやってきた!

知らなかったけどこのルート、ずっとR136だったのね。
さて、堂ヶ島の中心地、国道の山側、大駐車場の一端に青いテントがあるが、ここがスタンプラリーの特別ブース。
ここでパンフレットをもらっていろいろ教えてもらう。

なんとこの日は記念品付き、地元の名産、手作り「夕陽のど飴」とご飯のお供「万能塩鰹」ををゲット!

スタンプラリーのパンフレット
何かわからないことがあったらこれを見ればOK。
エリアスタンプと、景品で入れる町営温泉の地図も掲載。
PDFダウンロード:1
PDFダウンロード:2

西伊豆町の観光マップ
各地区ごとに写真やイラスト入りで名所や名物が詳細に説明されている。
とっても便利。
PDFダウンロード

そしてこの旗が目印。
それではさっそくスタンプラリー開始と行きましょう!
堂ヶ島エリアのスタンプは5ヶ所に置いてありますが、どこでやっても同じなのでお好きなところで。
まずは
加山雄三ミュージアム。
海に、山に、エレキに大活躍の、若大将の魅力を余すところなく展示。

とりあえずツーショットで。
ここの端末は若大将の歌声が流れる入口をちょっと入ったところ。

わかりにくいので人を取っ捕まえてどんどん聞いてみよう。
加山雄三ミュージアムを抜けるとすぐに現れる
らんの里堂ヶ島。
400属、8400種の蘭を西伊豆の風景と共に楽しめる、自然を生かした植物園。
ここの端末はチケット売り場のガラス板に張り付いています。

蘭の香りとともに、受付のお姉さんを横目に見ながらピロリン♪
国道を海側に渡ってレトロな郵便ポストの脇にある
西伊豆町観光案内所。
先程のパンフレットのほかにも、観光情報が満載。

入口入ってすぐ、受付に端末があります。
複雑な地形と点在する島々が興味をそそる堂ヶ島。

中でも最も有名な天然洞窟は
堂ヶ島マリンの遊覧船で楽しめる。
桟橋前に降りると乗船券売場、隣の待合所からこの真裏に回った窓口に端末があります。
遊覧船は大学時代に男二人で乗ったので今回は割愛し(別に切ない思い出ではないのでご心配なく)、遊歩道の方へ。
まず目に付く建物が
ピアドーム天窓(伊豆自然学校)。
体感ドーム劇場や体験工房で西伊豆の自然が楽しめます。

端末は入口を入ってすぐの受付に。
先程書いたとおり、上記5ヶ所は同じスタンプなので1ポイントにしかなりませんが、ここで朗報!
最初に行った青テントにも端末があり、ここは別個!

ほらね。
こんなふうにポイントが貯まります。
黒いのが特別ブーススタンプ、オレンジが堂ヶ島エリアスタンプ。
あとは加盟店で飯食うか土産買っちゃうかで3ポイントよ。
つまりこの堂ヶ島エリアだけで温泉入浴権がゲットできちゃうのですよ!!
ちなみにさっきの遊歩道を進むとこんな景色が広がります。

干潮時に海の道が現れる三四郎島。

洞窟内部を上から見下ろせる天窓洞。
というわけで、これから堂ヶ島を後に、つぎつぎエリアを征服していきますぜ!
「その2」につづく!!

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