人数が増えたためやりくりがつかず、3年ぶりの開催と相成った「鯉昇一門会-鯉の放し飼い-」。
現在、弟子は真打5人、二ツ目3人、前座5人で、前座は全員放し飼い初体験。
この会はルールがありまして、
・師匠はトリを取らない
・出演順はキャリアにこだわらない
・全員出演(体調不良等除く)
・全員必ず落語を一席やる
ということで、強引に二部制、トリは二ツ目の鯉斗・鯉八が担当。
いざ蓋を開けてみると、満員のお客様。
しかも半数以上が通しという大変ありがたい状況でした。
第一部 ワイルドサイド
一、新聞記事(上) 鯉ん
一、新聞記事(下) 鯉毛
一、初天神 伝枝
一、松山鏡 鯉太
仲入り
一、小町 鯉○
一、蒟蒻問答 鯉昇
一、鴨取り 鯉斗
第二部 マイルドサイド
一、やかん 鯉和
一、豆や 鯉橋
一、三題噺 鯉朝
[お題:彦八まつり、安藤美姫、梅雨明け]
仲入り
一、青菜 柳若
一、画力対決 ワイルドvsマイルド
司会:鯉朝、鯉太&伝枝&鯉斗、鯉橋&柳若&鯉〇
一、暴れ牛奇譚 鯉八
一門もそれぞれがスキルアップしていて、今まで以上に濃い内容をお届けできたかと思います。
自分で言うのもなんですが、こんな一門会はまず存在しないでしょう!

物販も盛り沢山。
新発売の一門Tシャツに、写真集、CD等々。

お客さんのいるときは張り切っていますが、そうでない時はこの通りだらけた感じ。

アクシデントがひとつ、鯉津が熱中症でダウンして無念のリタイア。
両肩のペットボトルがガンキャノンのようだ。
首の血流を冷やしていたらしいんだけどね。

本気で具合が悪いのに、みんな割と面白半分。

近所のさくら水産がなくなってしまったので、打ち上げは老舗の上野市場。
大好物の鶏の唐揚げが来たとたん、なぜか真顔で記念写真を撮る鯉太ちゃん。
どこまで愛情を注いでいるのやら。

師匠は今年還暦を迎えたが、祝い事嫌いなおかげでお祝い会ができず、この日の打ち上げで弟子一同からまねき(招き看板)の贈り物。
受け取ったとたんすかさず、
「えー、ではこれからオークションを…」
一座爆笑の中、この企画主の鯉朝兄が激昂して、
「師匠!それはないっすよ!それはないっすよ!!」
…兄さん、マジすぎ(笑)
という訳で、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今後とも鯉昇一門をよろしくお願いします!

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