たびたび高座にかけたのでご存知のかたもいらっしゃいましょうが、「ゾンビ小噺」誕生のきっかけになったエログロゾンビ映画がいよいよ劇場公開!
「劇場版レイプゾンビ LUST OF THE DEAD 新たなる絶望」
8/9〜15 21:00〜 池袋シネマロサにて一週間限定レイトショー
http://lust-of-the-dead.wix.com/official#!theater/cee5
タイトルからもおわかりのとおり、けして文部科学省推奨作品ではありませんが、R-15なので高校生から鑑賞OKです!
だから何だってんだ!というツッコミはさておき、
ゾンビやらせていただきました!!!
まさかゾンビになれる日が来るなんて、少年時代の俺には想像もつかなかったですよ。
これまでも大蔵映画(ほぼこれ)から東映まで、映画界には少なからずお世話になってきましたが、やはり映画は楽しいです。
今回はゾンビなので、あー、とか、うー、とか、歩く、襲う、死ぬ、とかなので、ストーリーも知らずいきなり撮影。
しかもエキストラだしね。
ただの仕事はやりませんが、ゾンビだったら別ですよ!
以下、大まかな撮影日誌。
佐倉萌さんからこの話をいただき、小沢画伯を誘って(何かにつけて小沢頼りw)撮影当日、まともな情報もないまま撮影待ち合わせのメッカ、新宿スバルビル前に朝イチ集合。
着いた先は小沢画伯の実家のすぐ近くの廃ビル。
昼ごろにはすべてのゾンビがメイクを終え、待機時間に突入。
しばらくすると顔に貼り付けた特殊メイクに違和感がなくなってくる。
面白いので廃ビル内を散策。
飲食店やスナックが入っていたらしく所々にその面影が見られて廃墟好きにはたまらない。木更津の栄枯盛衰を垣間見る。
前作に出ていたゾンビたちは顔見知りらしく和やかだ。少しづつ会話を交わすうち共通の話題なども出てきて盛り上がり始める。
Twitterでフォローし合ったりするが、皆ゾンビ。
暇なので皆で道路に面した窓から通行人のカップルを脅かして遊ぶ。
日が暮れてロケ弁が出る、むさぼるゾンビたち。
あまりに暇なのでゾンビ寄席をやりたくなる。だってゾンビがゾンビにゾンビの落語聴かせるという図は今しかできないぜ!
また暇になってくるのでだべったりごろごろしたり寝たり。
朝方、ようやく出番が!17時間待ち!!
一生懸命ゾンビやって、気がついたら日が暮れる。
当然のことながらスタッフのみなさんはフル可動、お疲れ様でした!
「レイプゾンビ」はDVDで三作出ていて、今回のは4&5の劇場用版で完結編。
しかもこの作品、様々な要素が盛りだくさんで、歴代ゾンビ映画へのオマージュは言うに及ばず、サブカル心もくすぐり、シリーズ全編通した切なく狂おしく誤解を招きかねないメッセージがたまりません。
余裕のある方は前作をレンタルビデオで予習して劇場でお楽しみください。
そんな余裕ねえけど見に行ってやるぜ!という方はこちらの面白レビューをご覧ください。
http://curse.jp/japan-horror/20140712162509.html
一週間限定公開なのでお見逃し無く!
池袋シネマロサへGO!
※格安前売券がありますのでご希望の方はご一報を。

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