先日は「新宿ひとり噺」ご来場ありがとうございました。
暑かったですね〜!
告知した夏の噺三題は以下の通り。
一、「皿屋敷」
二ツ目になって間もない頃、伸治師匠に教えていただいた。
ここ近年はあんまりやってなかったなあ。
今迄よりもコンパクトに、派手目にまとめました。
色々といじりようのある噺なので、また新たな発想があれば盛り込みます。
余談ですが、ジャコウアゲハの蛹は後手に縛られたお菊の姿に似ているところから「お菊虫」と呼ばれています。
一、「品川心中」
ネタ卸し。小満ん師匠から円生師匠の型で教えていただいた。
だから長いのよ!
今回は教わったままの寸法でやったが、20分ぐらいでもできるようにしておきたい。
わりと季節に関係なく掛かる噺だけど本来は夏の噺で、ちゃんとそういう描写も何ヶ所かあります。
座敷越しの夏の江戸湾はさぞ景勝だったことだろう。
一、「鰻の幇間」
こちらも二ツ目になった翌年ぐらいかな?小遊三師匠から教えていただいた。その頃何度かやっていたが、最低でも7〜8年は放置していたので久しぶりの口演。寝かせた噺を掛けるのは楽しいものです。
そういえば前座の頃、奮発して鯉橋と二人で土用の丑の日に新宿うな鐡の二階で一杯やったことがある。名古屋場所で魁皇が優勝して、泥酔して戦闘竜のステテコを引きちぎった、という話をした。
前座の頃のことってよく覚えているもんだなあ。
ご来場いただいた皆様、打ち上げまでお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
途中で飲んだ日本酒がかなり効きましたf^_^;


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