「格闘演芸道場WRE vol.6」ご来場ありがとうございました!
今回のゲストは大日本プロレスのブラッドレインメーカー、アブドーラ・小林プロ(以下、アブ小プロ)!

一、イラストトーク&インタビュー 小沢、アブドーラ・小林
一、親子酒 扇蔵
一、デスマッチ恐い〜アブ小編〜 伝枝
一、記憶を取り戻せ!〜入場テーマ〜 アブドーラ・小林、扇蔵、小柳
仲入り
一、記憶を取り戻せ!〜コスチューム&凶器〜 アブドーラ・小林、伝枝、小柳
一、記憶を取り戻せ!〜特訓〜 アブドーラ・小林、扇蔵、伝枝、小沢
一、時そば 小柳
一、エンディング 一同
まずは小沢画伯のイラストトーク。

今回は数字だけで描くアブ小プロの似顔絵教室。
3、66、22、8、33、3.3、1111、1111だったかな?
客席参加型で楽しんでいただきました。
そしてアブ小プロ、バナナを頬張りながら登場。

お行儀の悪いことにバナナの皮をポンポン捨てています。
案の定、帰り際にバナナの皮で滑って大転倒!

とんだアクシデントに客席も舞台裏も騒然!
とりあえず気を取り直してプログラムは進みます。
扇蔵「親子酒」。

伝枝「デスマッチ恐い〜アブ小編〜」。
2102.12.9大日本プロレス横浜文体大会のアブドーラ・小林vs伊藤竜二のタイトルマッチを噺の中に再現。

いよいよコントの時間が訪れましたがアブ小プロは包帯を巻いて登場、どうも様子がおかしい。

自身の入場テーマ曲にも反応しない。
先程の頭部強打でまさかの記憶喪失!?
何とか記憶を取り戻してもらってコントを披露しないと!
しかし次々かかるテーマ曲には次々反応し、プロレスが体に染みついていることはうかがえる。

上、アントニオ猪木「イノキバンバイエ〜炎のファイター」、ナックルパートを繰り出し卍固め。
下、ジャイアント馬場「王者の魂」、十六文キックからジャイアントコブラ。

上、長州力「パワーホール」、リキラリアットからサソリ固め。何を言っているかわからない雄たけびが絶妙にうまいw
下左、藤波辰爾が熱唱する迷曲「マッチョドラゴン」、ドラゴンスリーパー。「葛西純とよく聴いたよ!」と一部記憶もよみがえる。
下右、グレート・ムタ「愚零闘武多協奏曲」、毒霧噴射!

上左、大仁田厚「Wild Thing」、マネはせずに「松永さんの前でこれをかけるな!」w
(ちなみに客席にはあのデスマッチレジェンド、松永光弘さんがいました)
グレート小鹿会長の「軍艦マーチ」にはなぜか無反応。
上右〜中左、スタン・ハンセン「サンライズ」、脳天エルボーからウエスタン・ラリアート。もうひとつのキャラ、スタン・小林のムーヴ、記憶がよみがえる兆しか!?
追い討ちをかけて中右〜下左〜下右、アブドーラザ・ブッチャーの「吹けよ風、呼べよ嵐」、何故かフォークを持っていて凶器攻撃、地獄突きからエルボードロップへ。
本来の姿が戻りはじめた!
さらに追い討ちをかけるべく自身が長いこと使っていた「B・Blue」、やった!ノリノリだ!

と思ったら単に氷室京介のマネで失敗に終わりました。
休憩を挟んで第2ラウンド。
楽屋にあったアブ小プロの鞄を探ってみたらリングコスチュームが入っていたので着せてみる。
これで記憶が戻るかもしれない。
まずはスタン・小林の衣装、ポーズも決めてよい兆し。

続いてアブドーラ・小林の衣装、自らチャンピオンベルトを首にかける。
ちゃんとアブ小プロ本来の形をとるところを見ると、やはり体は覚えているらしい。

ならばさらにデスマッチアイテムで思い出してもらおうと画鋲を渡すと普通に掲示をはじめてしまった。

剣山を渡しても普通に花を活けてしまう。
バラの刺が指に刺さると「いてっ!」って、普段もっと痛い思いしてるでしょうが!

ならば大日本のデスマッチの代名詞、蛍光灯を手渡してみる。
ラダーも出して体制を整えると、何やら気にしはじめた。

いやいや、蛍光灯の交換じゃありませんから!

「このバカチンが!」と罵声を浴びせると体が反応!
得意技、バカチンガー・エルボー・ドロップの形をとった!

と思いきや、金八のマネで「このバカチンが〜」

大失敗。
幕前に取り残されすごすごと脚立を片付けるアブ小プロでした。
再び幕が開いて第3ラウンド。
もうここは精神的に追い詰めるしかない!
アブ小プロが嫌いな山羊を小沢画伯が5秒で描き上げ、それを見せると拒否反応を見せる。

パンダの絵には、先日惨敗を喫したアンドレ・ザ・ジャイアントパンダの記憶が甦る。
更に追い詰めるため、アブ小プロ得意の特訓へ。
数々の魚と対戦しているアブ小プロ、生サンマの登場に、対ウナギ戦の苦い記憶が甦る。

魚練り物のカマボコに対しては歯でこそいで一口食いという荒業を披露!

調子が出てきたところで生卵の一気飲み。
ジョッキに入り切らないからとタッパーでやるのはアブ小プロの面目躍如!
その勇姿に場内はどよめきにつつまれる。

特訓の成果か、何か思い出し出したようだ!
アブ小プロの決め台詞「愛してまーす!」が自然と口をついて出始めた!
「…あい、あい、…あいして?…あいしてます??」
もう少し!
それを叫んで下さい!
「愛してるぜ!エイドリアーン!!」
それはロッキーです。

とうとうダメだった。
悲歎にくれる一同。
いよいよトリの出番。
小柳「時そば」。

結局アブ小プロの記憶を取り戻せないまま会は終了。
皆で高座に上がり最後のご挨拶。
アブ小プロを呼び込んだら、なんとまたもやバナナの皮で大転倒!

何かスッキリしているアブ小プロ。
「さあ、コントやりましょう!」
え??
記憶が戻った〜!?

しかしもう終演の時間。
残念ながらアブ小プロが熱心に練習したコントを披露する時間はありませんでした。
それでも何か見せなきゃというアブ小プロのプロ根性!
さすがプロ!
(プロプロうるさい)

なんと今回のオリジナルTシャツのイラスト同様に頭に楊子を突き立てる!
驚きを隠せない観客のどよめき!
コントは披露できなかったけど凄いものを見せていただきました!

最後はお馴染みのWREポーズに「愛してまーす!」で〆。
終演後は抽選会付きの打ち上げで大盛り上がり。
Tシャツや手拭いなど豪華景品が用意され、一等賞はスタン・小林愛用のカウボーイハット、特等は舞台で使った画鋲、タッパー、剣山等一式。
おめでとうございます!
小林少年の写真にもサインが入りましたw

帰り道、両国駅ホームでたたずむアブ小プロ。
コントやりたかったなぁ…という心境でしょうか。

そんなアブ小プロの活躍はこちらでチェック!
大日本プロレスオフィシャルサイト
http://www.bjw.co.jp/アブドーラ・小林Twitter
https://twitter.com/pinpinkoba今回のWRE×アブ小プロオリジナルコラボTシャツも引き続き大日本プロレス会場にて販売予定なのでこちらもよろしくお願いします!

WRE vol.6
Special Thanks:広瀬さん、さっちゃん

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