産経新聞によると、『森田健作氏が初当選し、吉田平氏ら4人を破ったとのこと。自主投票の自民は国会議員や県議の支持が森田氏と関西大教授の白石真澄氏(50)、吉田氏に3分裂した。森田氏は自民県議の約半数の支援を受けたものの、「政党のためでなく県民のための政治」を掲げ、圧倒的な知名度で無党派や民主党支持層の一部にも食い込んだ。堂本知事が後継指名した吉田氏は4野党のほか連合千葉などが支援したが、民主の小沢一郎代表の公設秘書逮捕も逆風となり及ばなかった。白石氏と、共産推薦で社会福祉法人理事長の八田英之氏(64)、自民を離党して出馬した前県議の西尾憲一氏(58)も票を伸ばせなかった。』とある。
小沢一郎代表の公設秘書逮捕問題で早期辞任をしていればこんなことにはならなかったという気がしてならない。
想像するに、生物多様性や自然保護に関する逆風がこれから吹き始めるだろう。「これからは中央に堂々とものを申すかっこいい千葉県をつくっていきたい」と言うメッセージからして、自然保護や生物多様性は、益々、片隅に追いやられることだろう。政治とは惨たらしいものなのかも知れない。

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