2009/10/20
先日のピアノとのデュオ・コンサートは楽しい雰囲気の中で行う事が出来ました。
スケジュールの関係でリハーサルらしいリハーサルは出来なかったし、打ち合わせも完全ではない中での本番・・・不安が一杯でしたがプリーズ・ユーの暖かな雰囲気、星さんとの楽しい掛け合いの中で楽しく演奏させて戴きました。
ご来場頂いた皆さんありがとうございます。
星さんのホームページにも今回のコンサートに関するコメントがありましたのでここでも紹介させて戴きます。
以下が星さんのホームページからの引用です。
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後半は喉を潤しながらの音(お)楽しみ、目の前演奏のライブハウスモードはとても好評。近年はサックスの指導や演奏のイメージが強かった藤原正明、当夜の聴衆は紛れもないクラリネットの達人を実感したようだ。
クラシックと同時にjAZZ等POPも自在の数少ない名手、普段なかなか聴けない昔取った杵柄?
ピアノアドリブに酔う方もけっこう…で、伝説のトリオCGCがしばらく聴けない今、このDUOユニットの定期的演奏を期待する声は多いようだ。
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東京は大田区でクラリネット&ピアノのDuo Concertを持った。
クラリネット、ギター、チェロ、トリオCGCの演奏シリーズから10年以上も経ったか、
藤原正明との久しぶり共演、リハが殆ど出来なかったこともあり、愉しい新鮮夕べだった。
小サロンコンサートのメリット、特に、飲物解禁Jazz系曲の後半は喜ばれたようだ。
お客さんたちの手拍子が入ると、Duo形態でも、演奏にも魂が宿り、皆が楽しくなる。
ところで、クラシック系でまとめた前半の中に、感銘いただいた1曲があったようだ。
15歳の大将平敦盛が源氏の熊谷二朗直実に打たれる、歴史一瞬が語られる「青葉の笛」、
自身素敵な歌い手の楠見女史と友人達、琴風の音バックで吹くクラリネットに尺八を錯覚、
明治の唄に伝統邦楽の感動のようなものを覚え、涙したほどだったそう、嬉しいことだ。
1、2時間前の、尺八本曲の伝統的演奏法伝授が、功を奏したのであろうが、
実は、邦楽には、我々日本人誰もが持っている、素晴らしいDNAがいっぱい潜んでいる。
邦楽でも洋楽でも、洋楽器でも邦楽器でも、日本人でも外人でも、まさに琴線に触れる、
音楽は心、音の言葉、だからもっともっと“我々の音楽”を身近なものにしてほしいのだ。

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