2010/3/25
日本の環境では管楽器を楽しむ為には幾つかのハードルがあります。
それらを低減させる為に手軽で吹き易い楽器を作ってみたいですね。
アイデアは自分の中では出来上がっていますが、楽器等作った事がない私には実際に作る事はできません。
楽器制作者か企業で協力して下さる方がいると嬉しいのですが・・・
私が考えている楽器はこんな感じです。
○クラリネット
管体はプラスチック(C管)
マウスピース&リード等はBb管のクラリネットのものを使用
シンプルなキー構成(両小指はサックスに近い構造)
○サックス
管体はプラスチック(C管)
マウスピース&リード等はソプラノ・サックスのものを使用
シンプルなキー構成
出来れば2万円以内で購入出来る価格設定、音量が出辛い構造の物にしたいと思っています。
「吹き易さと手軽さを最優先した楽器ですが、クラリネットやサックスの基本はしっかりと抑えている」そんな楽器を作ってみたいと思っています。
初心者が手軽に楽器演奏を楽しむ事ができ、その後普通の楽器に移行し易い楽器であり、既に楽器演奏を楽しんでいる方々も余興等でちょっと吹いたり出来る様な楽器・・・作りたいですね〜〜〜
音量が出ない構造にする事で練習など吹く場所の心配が減れば嬉しいと思っています。
他には電子マウスピース、電子サイレント・バレル、電子サイレント・ネック等も作ってみたいと思っています。
木管楽器は構造上サイレント・ミュートを作る事が出来ません。
それを電子的に(この辺りのアイディアは内緒
)音量を下げちゃうのが電子サイレント・バレル、電子サイレント・ネックです。
楽器もマウスピースも普段使っているものをそのまま利用出来るのがメリットです。
それに対しマウスピースの発音構造を電子的に行い(これのアイディアも内緒
)ボリュームで都合の良い音量で演奏するのが電子マウスピースです。
どれも技術的には可能なので一緒に作ってくれる方がいたら作りたいですね〜〜〜

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2010/3/3
我が家には奏法の矯正の為に音大生やプロが度々レッスンに来ます。
その多くが無理な奏法の為に身体にトラブルを抱えてしまっています。
また、講習会や音楽教室等のレッスンで教えた中高生の多くが身体に不必要な負担をかける奏法をしています。
その中には身体にトラブルを起こす可能性が高い生徒も少なくありませんし、実際にトラブルを起こしてしまっている生徒も居ます。
実際に身体にトラブルを起こしてしまっている生徒の多くが音楽が大好きで練習熱心だと言う事も共通しています。
身体にトラブルを起こしてしまえば治療の間大好きな音楽が出来なくなってしまいます。
それでも治療が可能な場合はまだ良い方です。
中にはドクターストップがかかり楽器(クラリネット&サックス)が吹けなくなってしまった生徒もいます。
この様な方を少しでも少なくする為に私なりに活動は続けてきましたが、無名な私の力には限界があります。
また、その指導法の中には今迄定説とされていた事と違う部分も多くアレルギーを持つ方も少なくありません。
幸い、私が指導した生徒は音楽高校や音楽大学で活躍してくれていますし、先生方の評判も非常に良い様です。
それで、奏法にトラブルを抱えてしまった生徒さん達が(先生方の紹介で)我が家を訪ねて来る様になったのです。
しかし、趣味で音楽を楽しむ方々の数を考えると私が助けてあげられる人の数はその一部でしかありません。
私の理論をスポーツの様に科学的に解析し裏付けをする事ができればもっと沢山の方々を助けてあげられると思っています。
私なりにその様な研究をしてくれそうだと思う学校に問い合わせた事が何度かあります。
相当な数の学校に問い合わせたのですが返事が来たのは5校程でした。
その内4校は「その様な予定はありません。」と言う様な事務的な返事でしたが、1校のみとても丁寧な手紙が添えられていました。
その内容は「その様な試みは音楽を志す人達に取ってとても大切な事だと思います。」「しかし、現状では非常に難しい状態です。」と言う様な物でした。
この結果は残念ですが、この手紙を読み「難しいけれども不可能ではない。」と感じました。
もし叶うなら私自身が設備やスタッフがいる環境で奏法やトレーニング方法の研究をしてみたいですね!

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