橋本京子 ピアノコンサート
5/31(火)13:30開演 13:00開場
宗次ホール
2,000円[全席自由]
プロフィール
橋本京子(ピアノ)
東京生まれ。桐朋学園高校、大学を通じて富本陶教授に師事し、卒業後、スイスのメニューヒン国際アカデミー、米国インディアナ大学、ジュリアード音楽院などにおいて研鑚を積む。このうちメニューイン国際アカデミー及びジュリアード音楽院においては、全額学費免除奨学生として在籍。この間、G.シェボック、M. プレスラー、W.マセロス、G. シャンドールにピアノを、G.ヤンツァー、F.ガリミアなどに室内楽を師事する。
1978年以来、スイス、米国、ベルギー、オランダなどに居住し、現在カナダ、モントリオールに在住。演奏活動は既に25か国以上に及び、これまでにロンドン・ウィグモアホール、ニューヨーク・リンカーンセンター及びカーネギーホール、ワシントンD.C. ケネディセンター、アムステルダム・コンセルトヘボウなどの世界主要都市の名門コンサートホールでの演奏を始め、プラハ春音楽祭、ロッケンハウス室内楽音楽祭、クフモ室内楽音楽祭、PMF音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルなどを始めとする各国の主要な音楽祭にも度々招待されている。
また近年の活動としては世界各地の多数のソロリサイタルのほか、プラハ・ドボルジャークホールにおいてのプラハ室内フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲、ベオグラードフィルとのメシアン4 重協奏曲、ロンドン、日本やスウェーデンでのメンデルスゾーンの二重協奏曲、ベオグラード放送響とのトライコビッチのソロとオーケストラの〈DUO〉(セルビア全国にテレビ放送)などがあげられる。それに加え、これまでにルッジェーロ・リッチ(Vn)、トーマス・ツェートマイヤー(Vn)、アントニオ・メネセス(Vc)、シャンドール・ヴェーグ(Vn)、ミッシャ・マイスキー(Vc)、ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)、モーリス・ブルグ(Ob)、ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)、今井信子(Va)など数多くの著名な音楽家と協演を行なってきた。
これまでに国際フランス音楽コンクールでの一位大賞および聴衆賞、フランス国際音楽コンクールでの一位なしの二位、シュポア国際コンクールでのピアニスト賞、ブダペスト国際コンクールやシュポア国際コンクールでの最優秀伴奏者賞など。ラジオ、テレビにも世界各地で数多く出演し、これまでにオランダのラジオ局にてのベートーヴェン20 曲連続録音なども含まれる。CD は今までにイギリス、オランダ、ドイツ、チェコ、日本などで10枚以上録音されており、メシアンの初期ピアノ曲(前奏曲全曲+4曲)、シューマンのピアノ小品集に続き、ショスタコーヴィチとスクリャービンの前奏曲集全48曲、また2011年にナミレコードよりドビュッシー前奏曲集第2 巻と一緒にリリースされたシューベルト即興曲集作品142の録音がBBC ラジオ(イギリス)にてエドウィン・フィッシャー、ウィリアム・カペル、ウィルヘルム・バックハウス等の伝説的巨匠と列した名演奏として選ばれるなど、国際的にも高い評価を得ている。最新CD は、2014年にナミレコードよりリリースされた「4 大B+ブルーメンフェルトによる舞曲集」。
現在、カナダ、モントリオールの名門マギル大学音楽学部ピアノ本科主任教授を務めており、また12年間にわたりオランダのユトレヒト音楽大学ピアノ本科及び室内楽教授を務めたりチェコとポーランドのヨーロッパモーツァルトアカデミーやチェコの国際室内楽アカデミーにて客員教授として頻繁に教えたりしていた。他にもロンドンのギルドホール音楽院やトリニティカレッジにてのマスタークラスなど後進の指導にも多忙な日々を送っている。 審査員としては、ジーナバッカウアー国際ピアノコンクール、カナダのモントリオール国際ピアノコンクールなどに招待されている。2004年より毎年開催されている、ドイツ、チェコやポルトガルでの国際音楽ワークショップと音楽祭(IMWAF)の芸術監督。
オフィシャルホームページ www.kyoko-hashimoto.com
曲目
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
ブラームス:16のワルツ Op.39
シューベルト:即興曲集 D935