匝瑳市亀崎地区の「如意輪(にょいりん)参り」を見学してきました。「如意輪観音」の子安信仰に基づく仏教行事で数百年の伝統があるそうです。
亀崎のコミュニティセンター(コミセン)から地区の高台に祠られている稲生(いなおい)神社の境内社、子安神社までをお囃子に合わせて大杉踊りを踊りながらお参りし、安産や家内安全をお祈りします。
午後一時前、コミセンに地区のご婦人方が着物にピンク色のタスキ掛けの衣裳で集まっています。お囃子担当ゎ「亀崎囃子連」です。
まず、コミセンの中でお囃子に合わせて踊ります。曲ゎ「いそべ」「松かざり」「大漁節」の三曲。次にコミセンの庭で円になり踊りながら3周廻ります。そして、そのまま神社参道の階段下までの道中を踊りながら進んで行きます。この時の曲ゎ「大杉囃子」です。
境内に上がり、稲生神社と子安神社の本殿の廻りを「大杉囃子」で3周踊ります。最後に子安神社の前で「いそべ」「松かざり」「大漁節」を踊り、御供えしてあったお神酒やお供物(おにぎりやお菓子)を頂いて約一時間の行事ゎ終わりました。
亀崎の方々だけで無く地区外の見学者にもお供物のお裾分けがありました。
ありがとうございました。

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