御太刀祭の「御浜降り」は、神輿を担いだまま海に入るのではなく、御太刀を海の中に入れ、海水で御太刀を浄める儀式です。
数名の消防団員が裸足になり、御太刀を担いで海へ入って行きます。潮鼓會は神事が行われる時に奏する「楽(がく)」を囃します。
御太刀が海の中に入れられ、御浜降りの儀式も済み、黒生大神宮への還御となります。
途中、いけす料理で有名な「一山いけす」で振る舞いがあり、潮鼓會が「大漁節」や「跳ね太鼓」など数曲を披露しました。
神輿は鳥居前に到着、無事に御太刀祭は終了しました。
2時間弱の短いお祭りでしたが、合間に古老の方からお話しを伺う事が出来ました。
その中で、現在の御太刀の前にあった、先代の御太刀は「田場不動尊」に奉納された、との事で帰りに田場不動尊へ寄りました。
御堂の中は暗くてそれらしい物は見られませんでしたが、境内の石像の中に御太刀がありました。
終わり

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