史上最年少の17才の少女がノーベル平和賞を受賞した。
そのスピーチには圧倒される。
あの確信に満ちたメッセージは何処から出てくるのだろうか。
そして、自分を省みず、人のため、世界の事を思う行動は何処から来るのか。
かたや日本では最高学府に在学中の学生が就職活動に
失敗した事を理由に自殺願望を持ち、
「イスラム国」に参加しようと渡航を企てていた。
どうしたらそのような短絡的な、非人道的な考えを持つことができるのか。
マララさんは教育が全てを解決すると
教育に希望を託し、全ての子ども逹が教育を受けられるようにと訴える。
私も心からそう願う。
生まれてから26年、戦禍に晒されることなく、
食べることや寝ることに事欠く事なく、
学ぶことに飢える事なく育ち、、、
日本の国はこの人の教育のために2000万円の国費を投じた。
日本の教育に携わる人間は責任を感じ、恥じ入ろう。
どうしたら自分の責任に立ち、
マララさんのような胆力のある人を育てる事ができるのか
本当に真剣にならなくてはいけない。
教育ごっこ、ようちえんごっこをやっている場合ではなくなった。
待った無しの状況に身が引き締まる。