「だいじょうぶでしょうかね・・・あの子達・・」
と年中の頃、お母さん達が笑いながら仰ってました。
「いやあ・・・きっと大丈夫でしょう・・・;;」
ユニークで発想も豊かでどんな世界にも飛んでいってしまえるこの子達。
でも、「ねえ、お話聞いてください」という声には無頓着。
誰かがしてくれる・・きっと。
それ自分に言われてる?
毎年、その学年のカラーというものがある。
そりゃそうですよね。
集まってくる子ども達一人ひとりが違うのですから。
この学年はどうやったら「それは自分のことだ」と思えて
「自分の楽しいことではなく、みんながいいと思えること」を考え
「みんなの心が繋がってるね・・」と感じることが出来るのだろうか・・・。
担任たちは一歩も妥協しませんでした。
3回のお泊り保育でひとつ階段を登りました。
最後のお泊り保育は何段も登ったかもしれません。
お泊り保育を絵本にすると決めたこの子達
みんなの心から湧き上がってきた言葉は魂の言葉でした。
それは後ほど、絵本にします。
ここで紹介する2日間は
一学期から理想を高く掲げて「自分達のおうちを作る!」と言って頓挫していたお家の再生でした。それはそれは素敵なおうちが何軒も出来ました。一つ一つにメルヘンの世界があります。自分達の身の丈にあったおうちが出来ました。
「小刀削りの家」「音楽会の家」「イエス様の誕生の家」「小鳥の家」・・・
お昼の味噌汁は自分達で最初から最後までちゃんとやり遂げました。
一つ一つにコメントをつけませんが、ゆっくりご覧ください。
子どもの時間が流れ、子どもの世界がキラキラしています。