今年も16名の新入園のお友だちを迎えて新学期が始まりました。
新入園のお友達おめでとうございます。
一つ大きくなって進級したお友達おめでとうございます。
麗らかな春に淡い色の春に出発の日を迎えられる日本の四季が嬉しいです。
さて、先日、春休みの終わりにしぜん学校とようちえんのスタッフやその子ども達が集まりました。ありがとうとよろしくの会でした。総勢30名ほど。
その中で子ども達企画がありました。
「のぶたかさん、おくいさんありがとうの会」でした。
子ども達の発案、「だって、私達が使わせてもらうんだから、私達がありがとうって言わないと」。
何日も前から話し合って内容を決め、当日予想しなかった人数と面々。その子どもたちにみんな役割を決め、まとめました。小さな子には花束を渡す役、ちゃんと挨拶も出来るようにして、みんなからの言葉はとてもうまくまとめて代表の6年生が言いました。心のこもった歌を歌いました。完璧でした。
森の風を始めるとき、子ども達がどの様に育つのか、抽象的なイメージはありましたが、具体的にどのような姿になるのかは分かりませんでした。でも、森の風で10年過ごした子が小学校を卒業を迎えたこの春、私たちは嬉しい子ども達の姿に出会うことができました。
みんな自分をしっかり持っています。そして、堂々としています。人の事を考える事ができます。全体のことも考える事もできます。そして、何より温かい。
ようちえんの時から聞かれます。「何がしたいの?」「今どうしたらいいかな?」「お友だちはどう感じてるかな?」「どんな気持ち?」そして、みんなで決めたことを一緒にやってみる。繰り返し繰り返し。しぜん学校を卒業するまでに何回経験するでしょうか。それを助けてくれ、励ましてくれ、課題も与えてくれるのは山や森や川や出会う全ての出来事といのち達。
森の風の暮らしが始まったばかりの皆さん、
子ども達は種のよう、すべてが備わっています。
よい環境を整えましょう。
自分を知りつつ、よい環境となりましょう。大丈夫です。