神島に行って来ました。おひさまさんのお泊まり保育でした。
沢山のドラマがありましたが、
私の嬉しかったことを一つ紹介します。
実は昨年、県からのアドバイザーで永慈先生が3回ほど神島保育園を訪ねました。
神島で保育園のお友達と遊んでいたら
卒園生とそのお母さんが来られました。
一緒に岩に登ったり
相撲をとったり
海苔を取ったり・・・
「去年アドバイザーに来てもらって、あんなに短期間で子ども達を本当の神島っ子にしてもらいました。本当に感謝しています。」
他の学校の先生も来られて
「神島の子達は神島に住んでいても海を知らないんです」
「あ〜そうなんですね。私たちは」見えるところ全てが教育資源だと思っています」
「アア・・・・」
そんな話をしながら、
「野外保育」というけれど、
私たちは地元っ子を育てたいのだと思いました。
手足を良く働かせ、大地に根を張っていくたくましい命を生きる子どもたちを育てたいんだと。
神島の場合は
浜辺で「私たち小さい頃こうやって遊んでいました」とおっしゃっる先生方。
そうそれを子ども達と遊べばいいんだ・・と気づかれたのだそうです。
野外保育って特別なことではない。
森の風の場合も少し前のおじさんおばさん達が遊んでいたことをやっているだけ・・。
少し前の暮らしをなぞっているだけ。
そうするとちゃんと自分で考え、自分で決めて、そして人のことも大切に考えられる子になっていくんですよね。
二泊三日のお泊まり保育でもおひさまさん達、深い「仲間」になっていきました。